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 【国府台女子学院中学部 塾対象説明会レポート】 


 国府台女子学院中学部 塾対象説明会レポート  

  

 

国府台女子学院中学部 塾対象説明会レポート

 

掲載: 2012年10月10日

 

国府台女子学院中学部は、千葉県市川市にある仏教系(浄土真宗本願寺派)の学校で、千葉県では数少ない女子校の一つです。付属の小学校もあり、また高校からの募集も行っています。校舎は京成本線市川真間駅から徒歩5分のところにあります。大正15年(1926年)創立、今年で87年になります。
一昨年の5月から、新校舎の工事が始まりました。現在までに、4階建ての中学部・高等部校舎と体育館、小学部の校舎、大講堂が完成しました。今年の12月にはグラウンドが完成し、2013年1月に、菅野キャンパス全校開校となります。今回の説明会は新しくなった大講堂で行われました。

国府台女子学院のクラス編成
中3では、国公立大や難関私立大を目指す選抜クラスを1クラス編成します。
高1では、普通科と英語科に分かれます。普通科は、中3から継続する「選抜Aクラス」と高校から新たに編成する「選抜Bクラス」と「普通クラス」、そして「美術・デザインコース」があります。 高1の1月末に、「コース判定テスト」を実施し、学力達成度と希望により、高2からのコースを決定します。
高2・3では、普通科は、以下の6つのコースに分かれます。
@「選抜理系コース」
A「選抜文系国立コース」
B「選抜文系私立コース」
C「進学理系選択コース」
D「進学文系選択コース」
E「美術・デザインコース」

 

■平成24年度中学入試結果
◇応募者数
推薦  12/1 222名(H23年度 212名、H22年度 178名)
第1回 1/21 966名(H23年度1018名、H22年度 882名)
第2回 2/5  132名(H23年度 144名、H22年度 112名)

◇受験者数
推薦  12/1 222名(H23年度 211名、H22年度 177名)
第1回 1/21 880名(H23年度 943名、H22年度 808名)
第2回 2/5  118名(H23年度 124名、H22年度  98名)

◇合格者数
推薦  12/1  59名(H23年度  58名、H22年度  56名)
第1回 1/21 465名(H23年度 471名、H22年度 443名)
第2回 2/5   15名(H23年度  20名、H22年度  20名)

◇繰上げ合格者数
第2回 2/5 17名(H23年度 3名、H22年度 7名)

◇合格最低点(推薦は300点満点、第1回・第2回は320点満点)
推薦  12/1 179点(H23年度 197点、H22年度 159点)
第1回 1/21 210点(H23年度 217点、H22年度 192点)
第2回 2/5  191点(H23年度 215点、H22年度 193点)

◇受験者平均点
推薦(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
国語49.8点、算数49.5点、社会30.0点、理科28.9点
一般(国語100点、算数100点、社会60点、理科60点)
第1回 国語58.6点、算数62.9点、社会36.5点、理科42.3点
第2回 国語52.8点、算数53.6点、社会25.6点、理科22.4点

◇合格者平均点
推薦(国語100点、算数100点、社会50点、理科50点)
国語59.9点、算数67.5点、社会35.5点、理科35.4点
一般(国語100点、算数100点、社会60点、理科60点)
第1回 国語66.6点、算数77.9点、社会41.4点、理科48.5点
第2回 国語59.4点、算数75.3点、社会33.8点、理科34.1点



■入試担当者からのコメント
◇国語
@推薦入試
平均点は49.8点で、前年度より13点低くなりました。前年度がやや高すぎたため、「50点台半ば」の平均点を想定して少し難しめにしたのですが、予想外に不出来でした。特に目立ったのは、これは全員できてほしいというような基礎的な問題を落とす受験生が多かったことです。一方、短い文章の論理をたどったり、自分の言葉で記述したりするような問題は、相変わらず苦手な人が少なくないようで、今回も出来不出来の差がはっきりと出ました。

A第1回入試
第1回入試の平均点は58.6点で、前年度より14.6点下がりました。入試としては妥当な線だったと思います。長文問題は、アフガニスタンで国際協力活動にたずさわってきた若い女性の手記(新聞記事)で、例年に比べるとかなりの長文であるゆえ、小学生にはやや難解な語句も含まれていました。しかし、出題自体は、説明されている状況の「大筋」をつかめるか、書かれている状況から筆者の心情を感じ取れるか、という普通の問題で、到達度も63.8%と高めでした。小問集合は到達率50.8%で、やや準備不足と感じられました。

B第2回入試
第2回入試の平均点は52.8点で、これも前年度より9.2点下がりました。長文問題は、東北大地震にからむ新
聞のコラムを二つ並ペたもので、繁栄を追い求める現代文明の危うさを指摘した論理的文章と、津波にのまれた子供への親心を語った心情的文章の組み合わせでした。さほど難易度の高い文章ではなかったと思いますが、趣旨をよくとらえていない答案がかなり目立ちました。

◇算数
@推薦入試
出題内容は大問5題の構成で、整数・小数・分数の四則混合計算問題、短い文章形式の計算穴埋め問題、解法の経過を書かせる問題、図形を利用した計算問題、グラフから数値を読み取る問題に分かれています。最初の四則混合計算問題は到達度が他の問題よりも高く、ほとんどの受験生が得点しています。それ以降の問題では、つるかめ算などの特殊算を出題していますので、代表的な問題を繰り返し解き、理解度を高めておくことが必要です。
推薦入試は平均点が49.5点。問2の特殊算を使った一行問題は、つるかめ算、仕事算など例年出題しているものを出題しましたが、取りこぼしが多く見られました。グラフ問題の中の空欄を埋める問題は、初歩的な問題ということもあり、1問目や2問目はよく答えていましたが、それ以降の問題は、与えられた数字が少なく、歩く人と自転車に乗る人が入れ替わるなど多少ややこしいところもあってか、問題文とグラフを結びつけるのが難しかったようです。

A第1回入試
出題形式は推薦入試とほぼ同じです。
第1回入試は平均点が62.9点。経過を書かせる問題は、流水算の問題でしたが、線分図を描くなど丁寧に答案をかいている答案がたくさんあり、到達度は70.0%と高いものでした。図形問題は、二等辺三角形、正方形、正三角形を組み合わせた角度計算問題で、図の中からさらに二等辺三角形を探して求める問題で、多少の時間を要したようです。グラフ問題は、図形の相似を利用する必要がありましたが、到達度は4割程度でした。

B第2回入試
出題形式は推薦入試とほぼ同じです。
第2回入試は平均点が53.6点。問1の四則混合計算は、例年なみの到達度でした。問2の一行問題は、簡単な単位の換算など比較的易しい問題も出題しましたが、時間のかかった受験生も多く、苦戦したようです。問3の経過の問題で、(1)の穴埋め問題は、すペて解答している答案が多く、よくできていました。(2)の考え方を書かせる問題は、典型的な通過算でしたが、説明や図を用いてしっかり解答しているものが多く見られました。図形問題で、図形の折り返しによる角度計算問題は、平行線の性質などを利用して求める問題。また、切断した立体の体積や表面積を求める問題は円周率を使用するので小数計算の苦手意識があり、手をつけていない答案もありました。グラフ問題は,動点の易しい問題。きちんと問題文を読み、考えていけばできるので、到達度は高かったです。

◇理科
@推薦入試
問題数は昨年と同様で大問4問で、1は物理、化学、生物、地学の4分野の知識問題と時事問題を、3〜4個の選択肢から選ぶ問題です。平易な問題からやや難易度が高い問題まで幅広く出題しました。2は生物分野で、産卵、呼吸、体温と冬眠の仕方などで動物を分類する問題です。受験生にとっては基礎的な知識問題として学習する内容のところであるため、正答率は高くなりました。3は化学分野で、水の状態変化(水から氷への変化)をグラフから読み取ることと、水と氷の体積の割合に関する問題です。グラフの読み取りが不得手な受験生が多く見られました。4は物理分野で、平面、斜面、曲面を運動するボールのようすを考える問題です。基礎的な問題や、直感でも判断できるものが含まれていたため、正答率は例年になく高くなりました。
各設問の到達率は、1.49%、2.76%、3.33%、4.63%、全体は58%でした。

A第1回入試
出題分野は昨挙までと異なり、1に基礎的な内容から時事問題まで選択肢のある理科4分野の小問集合が加わり大問で5問となりました。2〜5は例年と同じ生物、化学、物理、地学の4分野からの出題でしたが、総問題数は例年と比べ小問で5、6問多くなっていました。各問題の難易度は試験時間を考慮してやや平易な問題が多く出題されました。2の生物分野は,ヒトの腎臓と尿に関する問題で、図や文から選択する問題が多かったので正答率は例年より高くなりました。3の化学分野は、二酸化炭素の発生、捕集方法、体積などを問う問題でした。受験勉強では定番の内容であるためか、記述問題も含め正答率は高くなりました。4の物理分野は、これも受験勉強で必須のてこの問題です。てこの棒の重さを考えない問題は正答率が高くなりましたが、重さを含める問題は出来・不出来がはっきりと分かれる結果がでました。5の地学分野は、地層と岩石に関する問題で、いろいろな知識と岩石や地層の性質を問う問題でした。得手不得手がはっきりわかれる結果となりました。
各設問の到達率は、1.66%、2.80%、3.81%、4.64%、5.59%、全体は71%でした。

B第2回入試
出題形式は第1回と同様で、1に理科4分野の小問集合を加えた5問で出題しました。全体的に難易度、問題文ともやや難しく設定したため正答率は低くなりました。1では、問題設定を理解し、そこから理屈で解いていく問題などもあったので受験生には難しかったようです。2の生物分野は、ナメクジの生態に関する問題でしたが、特に食塩をかけると溶けると答えたものが多くあったのが気になります。3の化学分野は、食塩水の濃度などに関する問題でした。問題設定や操作が煩雑であることより、出来不出来がはっきりと分かれる結果となりました。4の物理分野は、最も苦手とする受験生が多い浮力の問題です。前半に基礎的な計算問題もあったのですが、そこも空欄になっている解答用紙もあり、物理分野を後回しにしたと思われるものが目立ちました。5の地学分野は、各地における太陽の南中高度とその時間に関する問題でした。地図と2つの表を見て解答する設定であったため、受験生には表などを理解する時間不足と問題を整理することが難しかったようです。この内容になれていた受験生にとっては平易な問題と思われます。この問題も出来不出来がはっきりしていました。
各設問の到達率は、1.36%、2.34%、3.45%、4.28%、5.46%、全体は37%でした。

◇社会
@推薦入試
社会と理科合わせて50分、配点は各50点満点です。
地理的分野からは、日本の世界遺産をテーマにその場所に関連する都道府県の特徴などを出題しました。世界遺産の認定機関名や所在地など、直接関連する問題はよく出来ていました。山陰地方に関する問題が、県庁所在地など正確な知識が定着していないのが目につきました。歴史的分野からは、安土桃山時代を中心に大河ドラマの一場面を使用して出題しました。歴史用語や人名を筆記する問題で、漢字の誤りが目立ちました。また、「文禄・慶長の役」と「文永・弘安の役」を混同している解答も多く、単に用語として覚えているだけのような印象を受けました。公民的分野の問題は、今回初めて経済分野から出題しました。しかし、昨夏の円高についての問題でしたが、想像以上に正答率が高かったです。一方で、為替相場を聞く問題では為替と株式を混同していたので正答率は低かったです。
各到達率は、地理65.0%、歴史54.7%、公民61.5%で、平均点は昨年より高い30.0点でした。

A第1回入試
第1回・第2回ともに30分間で配点は60点満点です。地理分野は東京から対馬への紀行文を題材として、気候・交通・河川・産業など様々テーマについての総合問題を出題しました。その中で、グラフから愛知の野菜や瀬戸内工業地域などの特徴を読み取る問題を出題しました。基本問題が多く正答率は高かったですが、九州地方に関して博多駅と福岡市の関係性や対馬が長崎県であることなどの認識が不足していたことが目立ちました。歴史分野は、辛亥革命から日中国交回復までの近現代の日中関係を軸に大問をーつと古代から中世までの短文による正誤問題と時代の並ペ替え問題を出題しました。大きな時代の流れは概ね理解できていたように思えました。しかし、一つの時代についての時間の流れの認識が理解できていなかったように思えました。全体的に近現代の問題に対して到達率が低い結果が出ていました。公民分野は、資源エネルギー問題について出題しました。「化石燃料」や「バイオ燃料」などを聞く穴埋め問題と、新エネルギー発電の種類をたずねる問題の正答率など概ね良好でした。
各到達率は地理59.0%、歴史54.2%、公民74.7%で、平均点は昨年より高い36.5点で全体的に前年度に比べてやや易しい問題でした。

B第2回入試
地理分野では、東北地方を主要テーマとしつつ、地形・都市・農業・漁業・世界遺産などについて総合問題を出題しました。東北地方の最大の都市「仙台」を答えられなかったり、東北地方の問題にも関わらず他の地方と混同している受験生が多かったのも残念でした。全体的に出題したものに対しては概ねできていたように思えました。歴史分野では、歴史上の災害史年表を軸に全時代を通した総合問題を出題しました。歴史を流れで押さえずに点で覚えている受験生が多い気がしました。歴史用語・人物名の漢字のミスが目立ち、記述問題でも多賀城の意味について理解できていないなど歴史用語と年代に注目した学習が気になりました。また、間違えやすい『古事記』・『日本書紀』、『富本銭』・『和同開珎』の違いが整理できていなかったように思いました。公民は、社会保障制度をテーマに出題したが、小学生にはあまり身近に感じられなかったようで平均点もかなり低かったです。ワーキングプアについての説明問題でも珍回答が出るなど、普段のニュースなどにあまり興味関心がないようで残念でした。
各到達率は地理53.2%、歴史42.3%、公民28.8%と低く、平均点は、昨年よりも低く25.6点でかなり受験生にとって難しい問題でした。

 

■平成25年度中学入試について
推薦入試  12/1 約40名募集
国語・算数(各40分、各100点)・社会・理科(計50分、各50点)
第1回入試 1/21 約100名募集
国語・算数(各50分、各100点)・社会・理科(各30分、各60点)
第2回入試 2/5  約20名募集
国語・算数(各50分、各100点)・社会・理科(各30分、各60点)

■入試担当者からのコメント
◇国語
@全体の構成
平成23年度、24年度と、本校独自のパターンで出題してきました。つまり、推薦入試(40分、100点)では長文問題がなく小問集合のみ、第1回・第2回入試( 50分、100点)では小問集合と長文問題1題 ― という形です。平成25年度入試についても全く同じパターンで出題します。第1回・第2回入試の配点も同様で、小問集合が約40点、長文問題が約60点です。

A小問集合について
漢字・熟語、ことわざ・慣用句、新聞等でよく用いられる語句(外来語も含めて)の意味選びなどの知識問題や、動詞・形容詞・助動詞などを正しく変化させられるかといった文法問題(文法用語は不要です)、さらに、敬語の正しい使い方、短文作りなどの日本語表現力を問う問題が中心です。また、「ヒントに従って考える力」を見る問題や、感性・想像力をはかる問題も出題したいと考えています。24年度は漢字・熟語などの「基本中の基本」をマスターしていない受験生がめだったので、難問ばかり解くのでなく、まずは漢字力(意味を含めて)をきたえて下さい。
推薦入試では、長文問題がない代わりに、200〜500字程度の短い文章を材料にして、論理展開や心情を問うような問題も、例年と同様に出題する方針です。

B長文問題について
第1回・第2回入試とも1題だけなので、問題文は昨年度と同様、少し長めになると思います。論理的文章(評論など)か文学的文章(小説など)かどちらかを出題します。レべルはほぼ昨年度並みとお考え下さい。
長文問題は、「要するに何がどうだと言っているのか」「だれがどんなことをして、どう思っているのか」という骨格を頭の中で確認しながら読むことが大切です。大筋をきちんとつかめれば、とんでもない間違いはしません。多くの受験生が苦手な記述問題は、答えの中心となる語句や文が本文の中に必ずあるので、まず注意深くそれを見つけましょう。そして、問題が求めている内容や答え方の形に合わせるために、その中心語句をどう変えなければならないか(あるいはそのままでいいか)を考えましょう。時間はある程度の余裕があると思いますので、焦らず、ていねいに本文や設問を読んで答えて下さい。
記述問題では昨年度、主語と述語がきちんと対応していない(日本語の文になっていない)解答がかなりありました。国語力を高めるのは、やはり読書習慣です。漢字や慣用句などの知識を増やすとともに、いい文章をたくさん読むよう心がけて下さい。
なお、小問集合、長文問題とも、出題する漢字は小学校で学習するものを原則としますが、日常よく用いられるレべルのものについては、小学校で学習していない「読み」を尋ねる場合があります。また、本文中の「ふりがな」についても、ある程度の読書習慣があれば当然読めるレべルの常識的なものは、小学校の学習範囲以外でもつけない場合があります。

◇算数
平成25年度入試の出題形式はほぼ例年と同じようなものにする予定です。まず、最初に四則混合計算を数問出題し、次に文章形式の計算穴埋め問題を出題します。解法の経過、図形、グラフといった問題も出題する予定です。対策としては、まず第一に基本的な計算力をつけることです。四則混合計算は確実に得点できるようにしてください。また、中学受験に必要な様々な特殊算について理解を深めてください。最初の計算と、穴埋めの大問2問で、テスト全体の約50%を占めるので経過、図形、グラフなどの応用問題も大切ですが、それ以上に基礎的な部分に目をやってほしいと思います。解法の経過を書く問題は、どのように考え、答えを導き出したのかを確認するためのものなので、考えを省略することなく、丁寧に書くことを意識すれば、正解にたどり着きます。図形問題については、円周率3.14などの小数を用いた計算で受験生間に差がつく傾向があります。グラフ問題については、分かったところから数値を書き入れるようにし、場合によっては自分で理解しやすくするために、与えられたグラフ以外に他の図を描いたりすると良いでしょう。

◇理科
推薦入試は昨年同様で大問が4題になる予定ですが、分野では小問集合・生物・地学・物理分野となります。問題数の変更は考えていません。第1回、第2回とも昨年と同様で、小問集合と生物・化学・物理・地学の4分野の大問で5題出題する予定です。各回とも基礎的な知識を問う問題、計算問題の他、記述問題、やや難しめな問題も出題する予定です。
対策としては、理科全般にわたる基礎的な知識問題を多めに出題しますので、基礎学力をしっかりつけて下さい。それと化学、物理分野の計算問題もありますので、この2分野では基礎から応用までの学習が必要となります。特に問題文や実験から状況を理解し、そこから答えを導く問題も考えています。また、身のまわりの自然現象に関する問題についても注目してほしいと思います。

◇社会
推薦入試も第1回・第2回入試も、地理・歴史・公民の3分野から出題します。推薦入試は地理・歴史合わせて35点前後、公民は15点前後の予定です。第1回・第2回入試は地理・歴史がそれぞれで20〜25点、公民は15点前後の予定です。第1・2回は時間・配点が多い分、推薦に比ペて若干難易度が増しますが、簡単に説明してもらう問題を出題します。問いに対する答えを的確に文章に表現できるように練習しておいて下さい。
どの入試でも時事問題的要素を含んで出題することがあります。3分野それぞれに関連した問題であったり、単独で出題することもあります。普段から新聞・テレビ・ラジオなどのニュースにも興味・関心を持って接し、地図で場所を確認しながら学習することが有効でしょう。また地名・人名・事件名などの用語で答える場合は、漢字で解答してください。誤字は言うまでもなく、ひらがなも原則的に得点にはなりません。そのため普段からきちんと漢字で書く習慣を身につけてください。

 

■平成24年度大学入試結果(合格者数)
・国公立大21名(H23年度21名)
東京大2名、東京工大1名、東京医科歯科大1名、東京藝大1名、お茶の水女子大1名、東京学芸大1名、東京海洋大2名、千葉大3名、横浜国立大1名、筑波大2名、首都大東京2名、北海道大1名 等
・私立大
早稲田大28名、慶應義塾大8名、上智大14名、東京理科大11名
明治大33名、青山学院大13名、立教大47名、中央大5名、法政大23名、学習院大26名 等
・卒業生数304名


 

情報協力: エクセレントゼミナール (柏駅から徒歩4分)

 

 

 

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