中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 >  東洋英和女学院中学部

とうようえいわじょがくいん ちゅうがくぶ

東洋英和女学院中学部

私立   東洋英和女学院中学部の情報は中学受験わかばナビ


東洋英和女学院中学部の基本情報

  • 住所: 〒106-8507  東京都港区六本木5-14-40
  • TEL: 03-3583-0696
  • アクセス:
    都営大江戸線・メトロ南北線「麻布十番」徒歩5分・メトロ日比谷線「六本木」徒歩7分
  • 生徒数: 約570名   教員数:59名(中高合計)
  • HP: http://www.toyoeiwa.ac.jp/chu-ko/chu-ko.html
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 490,000円
入学金 330,000円
諸経費 566,500円
初年度必要金額 約1,386,500円

※教育充実のための寄付金(任意) 200,000円以上


最新情報

・説明会レポートは こちら

・2010年度 入試結果  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・中1から少人数制授業
・中3から習熟度別授業
・英会話はすべて外国人教師による授業
・課外英会話科の設置
・外国人教師と英会話を楽しめるEnglish Room の設置
・英検の受験が可能(2級、準2級、3級)

 

■募集
・中学募集: A日程80名、B日程30名
 ※筆記試験: 国語(100点、45分)、算数(100点、45分)、社会(60点、30分)、理科(60点30分)
 ※面接: 本人面接 3〜5分
 ※提出書類:  通知表全ページコピー

・高校募集: なし

 

■併設学校
東洋英和女学院小学部、 東洋英和女学院高等部、 東洋英和女学院大学


併設高校の大学合格実績 上位校

立教大、青山学院大、早稲田大、上智大、慶應大、成蹊大、明治学院大、明治大、成城大、学習院大、中央大、日本女子大、聖心女子大、北里大、武蔵野美大 など

東洋英和女学院大学(併設大)には毎年少数が進学している。

 


併願中学校例

慶應中等部、雙葉中、青山学院中、浦和明の星女子中、東邦大東邦中、白百合学園中、学習院女子中、普連土学園中、頌栄女子学院中、淑徳与野中、香蘭女学校中、大妻中、専修大松戸中、共立女子中、田園調布学園中、東京女学館中、品川女子学院中、国府台女子学院中、実践女子学園中、恵泉女学園中、獨協埼玉中、山脇学園中、跡見学園中 など



 

 

 




理念・教育の特長

教育理念

時代を超えて伝えられてきたもの、それは、神を思う清らかな心と人に仕えるつつましい心です。
「今こそ、輝きを増すキリスト教の精神。隣人愛と想像力に富む自立した女性がここに育ちます。」 21 世紀は、経済中心の時代から文化重視の時代へと変革されつつあります。そこでは、合理性・効率性を中心とした画一的な価値観から、心の豊かさ、人間性を重視した多様で多彩な価値観が求められています。教育においても、失われつつある日本人の美徳とも云うべき「他者への思いやり」「感謝の心」を今一度思い起こし、他者の存在を尊重する大切さをしっかりと伝えていくことが希まれています。今日、家族や地域社会をはじめとしたコミュニティーでは、個々の関係性が希薄化しており、特に若年層を取り巻く環境は極めて厳しい状態にあります。それだけに、学校教育は知識の修得のみならず、隣人愛にもとづいた想像力豊かな人間形成を目指すべきであると思います。また、そのためにも、今こそ確固たる普遍的座標軸が必要なのではないでしょうか。 東洋英和女学院は120年間どのような時代であっても、揺らぐことなくキリスト教を基盤として、心の教育に力を注ぎ続けてきました。北原白秋はその精神を校歌の中に「神を思ふ 清らけきもの」「人につかふ虔(つつま)しきもの」と詠いました。東洋英和はこの「敬神奉仕」の精神をもって、豊かな心と想像力を育み、受け身ではなく積極的に他者を尊重し思いやることのできる人を育てていくことを目指しています。 東洋英和女学院は1884(明治17)年、カナダの婦人宣教師ミス・カートメルが、教育を受ける機会に恵まれなかった当時の日本女性のために、社会性と国際的な教養に富む自立した女性の育成をめざして設立した学校です。この設立の意図は、男女共同参画社会の実現が求められ、女性が社会に積極的に参加するようになった現在も、明治時代とは違った意味で重要な意義を持っています。
東洋英和女学院につらなるすべての者がこのような祈りの心をもって、日々歩むことを望んでいます。

主よ、わたしに
慰められるよりも、慰めることを、
理解されるよりも、理解することを、
愛されるよりも、愛することを、
望ませてください。
(聖フランチェスコの「平和の祈り」より)

 

○学院標語
敬神
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。
(マルコによる福音書 第十二章三十節)

奉仕
隣人を自分のように愛しなさい。
(マルコによる福音書 第十二章三十一節)

敬神・奉仕の教え
「敬神奉仕」は、本学院の建学の精神を表す標語として、1928年(昭和3)年に掲げられました。
F.G.ハミルトンが校長の時、広く在校生・同窓生から募集し、慎重な協議の結果制定されました。
1884(明治17)年の学校創立から40余年、その間の教育実践の中で常に心がけられ努力された「Reverence and Service」の尊重の精神が時を重ね、実績を積んでこの標語に結晶しました。

 

 

沿 革

「誰かのために。まず、私から始めましょう。」 
マーサ・J・カートメル 東洋英和女学院の創設者

1884年(明治17) カナダ・メソジスト教会から派遣された婦人宣教師マーサ・J・カートメルによって、東京・麻布鳥居坂下に「東洋英和女学校」として設立
1888年(明治21) 幼稚科を設置
1889年(明治22) 高等科を設置
1902年(明治35) 幼稚科と予科を合わせて小学校に指定される
1905年(明治38) 長野県上田で梅花幼稚園を実習園とする保育者養成(短大保育科前身)開始
1914年(大正3) 東洋英和女学校付属幼稚園を設立
1927年(昭和2) 校章を定める
1928年(昭和3) 校旗および標語「敬神・奉仕」が決まる
1934年(昭和9) 財団法人東洋英和女学校の設立認可。創立50周年記念式典挙行 「東洋英和女学校歌」を制定
1941年(昭和16) 東洋永和女学校と改称
1945年(昭和20) 院制を施行し、東洋永和女学院と改称
1946年(昭和21) 東洋英和女学院の名称に復す
1947年(昭和22) 新学制実施により、幼稚園、小学校、中学部、高等部と名称変更
1950年(昭和25) 保育専攻部を、東洋英和女学院短期大学保育科に改組
1951年(昭和26) 財団法人を学校法人に改組
1953年(昭和28) 短大英文科の前身である英文専攻科(2年制)を設置
1954年(昭和29) 短期大学に英文科を増設
1959年(昭和34) 軽井沢追分寮完成
1964年(昭和39) 創立80周年記念として「東洋英和の歌」を制定
1970年(昭和45) 野尻キャンプサイト完成
1973年(昭和48) 短期大学付属かえで幼稚園開設
1984年(昭和59) 創立100周年記念式典挙行
1986年(昭和61) 短期大学横浜校地に移転。国際教養科を増設
1989年(平成元) 横浜校地に大学開設。人文学部/人間科学科、社会科学科の2学科を設置
1993年(平成5) 六本木校地に大学院開学
1995年(平成7) 大学1学部2学科を2学部2学科に組織変更 短期大学名称変更。東洋英和女学院大学短期大学部とする
1996年(平成8) 中学部・高等部の新校舎完成
1997年(平成9) 大講堂(新マーガレット・クレイグ記念講堂)にパイプオルガン設置 大学人間科学部に人間福祉学科を増設
1998年(平成10) 短期大学部、廃部
2000年(平成12) 小学部新校舎完成
2003年(平成15) 本部・大学院棟完成
2004年(平成16) 創立120周年記念式典挙行

 


教育の特色 

○中高一貫教育

知識ではなく、考える力を育てる。それが東洋英和の6年間です。 東洋英和の教育の特色は、中高一貫教育という言葉で表現されます。しかし、単に中学校の3年間、高校の3年間をつないだだけでなく、6年間をひとつの教育スタンスで捉えている点が第一の特徴です。生徒たちにとって一番大切な期間を、のびのびとした教育環境の中で過ごさせてあげたい、という思いからこの一貫教育はスタートしました。それぞれ個性があり、教えられたことを瞬時に理解する生徒もいれば、ゆっくりと深く理解していく生徒もいます。それぞれの個性の違いを認め合い、才能を伸ばしていくためにこの6年間という長さが大きな役割を果たします。知識を詰め込む教育ではなく、各々が自分で考える力を身につける中高一貫教育です。


○課外教室

もう一人の私がここにいます。勉強だけでは得られない何かを手に入れるために。 自分を磨く課外教室。すごく楽しい。ちょっと真剣。 東洋英和ならではのユニークな制度が、自分の興味ある分野の才能や知識を伸ばすために設けられた課外教室です。通常の授業やクラブ活動と異なるのは、外部からプロの先生を招いて、レッスンを受けるという点でしょう。セカンドスクールなどが最近では盛んですが、東洋英和は生徒の便宜を図る目的で、はるか以前より、学内にそういった制度を設けたのです。学科は「ピアノ科」「オルガン科」「器楽科」「英会話科」「日本舞踊科」「華道教室」などです。将来、その道を極めたいという人や、自分のレベルを少しでも向上させたいという人は、ぜひ積極的に参加してください。

 


○YWCA

歴史と活動内容 YWCA は「キリスト教女子青年会」を意味する、 Young Women's Christian Associationの略で、 1877年から続く世界的な組織の一部として活動をしています。東洋英和では、中学1年から高校2年生までの有志が参加し、自主的なグループとして活動を行っています。 毎週金曜日の放課後に集会が開かれ、手話や点字を習ったり、聖書の研究、ディスカッションのほか、身体に障害を持った方々をお招きしてお話を伺ったり、盲導犬と接したりしています。また、毎月、養護施設や老人ホームを訪問し、子どもたちやお年寄りの方々との交流を持ちます。

・ディアコニア
奉仕とは何かを心と体で学ぶYWCA・ディアコニア。 中 1は全員、ディアコニア(ギリシャ語で隣人に仕えるという意味)学習活動に参加します。車椅子に乗って校内を回ったり、点字を学習したり、耳の不自由な方のお話をうかがったりします。社会に対する奉仕活動の準備段階としてさまざまなものを体験していくものです。YWCAはディアコニアの精神を受け継ぎ、発展させた活動組織です。中1から高2までの有志が所属し、奉仕の精神を実践しています。

○進路学習

進路学習の3つのテーマ「自己を知る」「社会を知る」「大学を知る」 中3から高3までの総合学習で「進路学習」が行われます。卒業後の生き方、仕事、将来の進路について、学年に応じて考えさせることで、将来の目標をより明確にできます。単に有名大学の合格を目標にするのではなく、将来を見据え、自分の進路に合った大学を選びます。

 

 

特徴

・キリスト教を土台とした女子教育(毎朝の礼拝、週1回の聖書科授業)

・中高一貫教育(知識を詰め込む教育ではなく、各々が自分で考える力を身につける中高一貫教育)

・進路学習の充実(中3から一人ひとりの進路学習に力を注いでいます)

・数学は中3から習熟度別授業


教科の特長

国 語

ものを見る目を養い豊かな表現力と深い思索力を身につける
さまざまな分野の文章を読み解き、ものの見方や考え方の多様性を学びます。学びとったことは文章にして考えを深め、発表して表現能力の向上をはかります。短歌や俳句づくりで感性を磨き、毎月1回、漢字テストを実施し、長期の休み前には読書指導も行います。また、古典の学習にも力を入れ、導入として1年生で口語文法を週に1時間、2年生では古文の入門として百人一首の暗誦などを含む先取り学習を週1時間、3年生では週に2時間、文語文法を含めて学習します。こうして3年間で知性と教養を深め、ものを見る確かな目を養います。

 


社会

社会科が好きな生徒を増やしたい。そんな思いから、次のような授業を行っています。歴史は基本的な流れや人物・出来事、地理は地誌を中心に日本と世界の地理を、公民は政治と経済を中心に現代社会の仕組みを学びます。どの授業もまず興味を抱いてもらうことを大切にしています。時代感覚や歴史上の人物・自然や文化・社会の仕組みが身近に捉えられるように、“見て、聞いて、さわって”といった体験的学習を取り入れながら、工夫した授業が進められています。そして、現代の様々な問題を、歴史、地理、公民の各方面からみつめさせて、各分野の関連性を確認したうえで、総合的に考えさせる学習を進めています。

 

 

数 学

中高一貫教育に対応した独自のカリキュラムを用意して、次の学年の教科書を先取りした指導を行っています。 中学部の授業の特色は、各学年を数量の時間と図形の時間に分け、深い理解力をうながす配慮をしていることです。きめ細やかな指導によって、日々の勉強の定着を図るとともに、様々な教材を用い、学ぶ楽しさを経験させながら指導しています。中3 からは習熟度別に分けた授業を設け、個別指導も欠かしません。


理 科

理科1分野と理科2分野を並行し、バランスの取れたカリキュラムで行っています。 実験を多く取り入れた授業を行っているのも他校と異なる特色です。タイプの異なる実験室が2つあり、用途に応じた実験ができる点が、東洋英和の理科をより一層、充実したものとしています。
理科の担当教師は中学部と高等部の両方を教えているため、高校生の内容も先取りして授業に生かすなど深い内容となっています。

 


英 語

カナダミッションによって創設された東洋英和は、開校以来、語学教育に重点をおき、常に他をリードしてきました。少人数クラス制を徹底し、中1からネイティブの教師による授業を設けています。語学力の習得にとどまらず、英米の行事や文化を学び、生きた英語を身につけることを目指し、授業内では、英語劇・スピーチコンテスト・英詩暗唱コンテスト・クリスマスプログラムなどを行っています。中3からは、習熟度別クラス編成を導入。毎月数回、English Dayや英語礼拝も行われます。また、昼休みには、English Roomが開放され、ネイティブの先生方と食事を共にしながら、英会話を楽しむことができます。

○英会話 
楽しく、生きた英語を身につける
中 1は週2時間、中2以上は週1時間、ネイティブによる英会話の授業があります。東洋英和オリジナルのテキスト・ワークブックを用い、生徒に密着した内容の英会話を学んでいます。またこのテキストは、毎年改訂され最新の情報に基づいて学んでいます。英語で、自由に議論やディベートができる語学力を習得することを目指しています。英会話をもっと学びたい生徒は、中3から課外英語科を選択することができ、さらに語学力を磨くことができます。

 



学校トピック

東洋英和女学院中学部 トピック

  • 教室は全室冷暖房完備
  • パイプオルガンが設置されている講堂
  • 雄大な自然環境にある校外施設
  • 学年を超えたクラブ活動、キャンプが盛んである
  • 早稲田、慶応、上智、東京薬科大などの指定校推薦大学あり
  • 2学期制
  • 著名な卒業生: 阿川佐和子(作家)、 武内絵美(テレビ朝日アナウンサー)、 江口ともみ(フリーアナウンサー) など

代表的な行事・修学旅行

中1 オリエンテーション、花の日礼拝、 クリスマス礼拝

中2 夏期学校、中学部スキー教室

楓祭、合唱コンクール

修学旅行は高2 阿蘇・長崎方面


 

学校や授業の様子

 

 

中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 > 東洋英和女学院中学部