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ひろおがくえん ちゅうがっこう

広尾学園中学校

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広尾学園中学校の基本情報

  • 住所: 〒106-0047  東京都港区南麻布5-1-14
  • TEL: 03-3444-7272
  • アクセス:メトロ日比谷線「広尾」徒歩3分
  • 生徒数: 約610名   教員数:104名(中高)
  • HP:  http://www.hiroogakuen.ed.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 372,000円
入学金 220,000円
諸経費 496,4200円
初年度必要金額 約1,088,400円




学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・インターナショナルクラスを設置。基準を満たすとインタークラス授業への取り出し授業も可能。
・中学3年までに英検準2、2級取得を目指す。

■募集
・中学募集: 特進選抜クラス220名、 特進インターナショナルクラス20名
 ※面接なし。提出書類は願書のみ。  インターナショナルのみ履歴データ、入学者同意書
 ※特進選抜クラス: 4科目、  特進インターナショナルクラス: 特進選抜と同様、または英語による英語・算数・理科・日本語の選択

・高校募集: 180名
※中学校からの内進生とは “混合クラス編成”

■併設学校
広尾学園 高等学校


併設高校の大学合格実績 上位校
白百合女子大、清泉女子大、女子美大、慶應大、國學院大、法政大、昭和女子大、早稲田大、上智大、明治大、青山学院大、立教大、東洋大、玉川大、聖心女子大、大東文化大 など

併願中学校例

男子:
学習院大、東京農大第一中、東京都市大付中、法政第二中、芝浦工大柏中、麗澤中、那須高原海城中、横浜中、長崎日大中 など

女子:
渋谷教育渋谷中、頌栄女子学院中、東京農大第一中、桜修館中、専修大松戸中、浦和実業中、恵泉女学園中、 和洋国府台中、長崎日大中  など



 

 

 




理念・教育の特長

教育方針

学園の教育方針は「新しい時代に活躍できる人材を輩出」
全員が大学進学することを前提としています。
“新しい時代”とは、格差競争社会と一層の国際化であり、そのなかで“活躍できる人材”に必要なのは、問題解決能力(⇒自律)と、コミュニケーション能力(⇒共生)だと考えています。

私は「自律と共生」を本校における教育の基礎においています。自律とは自らを律することであり、共生とは共に生きることです。
学園長大橋清貴先生の言葉より

沿 革

2007年4月、学園は創立以来89回目の入学式を迎えました。そして、これが広尾学園としての歩みを刻む第1回目の入学式となりました。2006年度の特進コース(中学、高校)設置、学習司令センターの始動によって、本格的な進学校への道を歩みだした学園ですが、2006年にはさらに文部科学省による「スーパー・ランゲージ・ハイスクール」の指定、2007年度の共学化、それにともなう校名変更、インターナショナルコースの設置と大きな話題が続き、学園は各方面から注目を集めています。さらに、共学元年となった2007年新学期には、英語教育に自信のある国内私立公立のトップ高校をおさえて、広尾学園高校チームがJ8(ジュニア・エイト)サミットの日本代表(国内1校)に選ばれるというビッグニュースが続きました。広尾学園チームは6月に行われたJ8ヴィスマールサミットに参加するとともに、同じ6月に開催されたG8・ドイツサミットに合流し、安倍首相(当時)はもとよりブッシュ(米)、プーチン(露)大統領やブレア(英)、メンケル(独)首相など先進国首脳陣と世界の将来を語り合う機会を得ました。大正時代、板垣退助、夫人絹子たちを中心に創立されて以来、学園の先人たちはここ広尾(現南麻布)の地において、長く女子教育の伝統校として数多くの生徒たちの育成にあたり、その未来を支え、教育の発展に尽力してきました。広尾学園はそういった先人たちの貴い志を現代に受け継ぎ、世界に向かってさらにグローバルに貢献し続ける学園としてのミッションを自らに課しています。

大正6年 大日本婦人慈善会、財団法人設立認可
大正7年 順心女学校創設(校長・下田歌子)
大正13年 大日本婦人慈善会を大日本婦人共愛会に改名順心高等女学校設立
昭和22年 学校教育法による新制中学、順心中学設立港区立順心中学校を併設(〜昭和27年)
昭和23年 新学制による順心女子高等学校設立
昭和26年 学校法人順心女子学園発足
昭和48年 帰国子女の受け入れ開始
平成3年 校外施設富士見スコレー落成
平成10年 順心女子学園創立80周年
平成18年 特進コース開設学習司令センター開設文部科学省よりスーパー・ランゲージ・ハイスクールの指定を受ける
平成19年 特進系コース共学化(中学:特進一貫コース 高校:特進T類、U類コース) 広尾学園中学校高等学校に改称インターナショナルコース(中学・高校)設置J8(ジュニア・エイト)サミット日本代表(ドイツ・ヴィスマ−ル)として2007G8ドイツサミットにも参加
平成20年 中学に特進選抜コースを開設中学高校ともに完全共学化

 


教育の特色 

○教育の特色   〜一人ひとりの夢を実現する〜

広尾学園の進学実績はここ数年間で飛躍的に伸びています。特に、4年制大学への進学率は、大きく伸び、国立大学や難関私立大学への合格実績も好調です。学習面以外でも、自ら課題を掘り起こし、その解決に向かって、国籍や言語の違いを超えて協調性を発揮できる「高い問題解決能力」と「素晴らしいマインド」を持つ人物の育成を目指し、きめ細かな指導を行っています。下記にご紹介する5つの教育の特色が、一人ひとりの夢を全面的にサポートします。

1、P.L.Tプログラムが確かな学力を保証
広尾学園の朝は「P.L.T(Personalized Learning Test)」に取り組む生徒たちのペンの音で始まります。朝15分間、生徒個々の学力に合わせて出題されたテストに挑戦。回収されたテストは「学習司令センター」でコンピュータに入力され、その結果にもとづいた個別課題が作成されます。放課後の40分間、生徒はこの個別課題に取り組みます。(P.L.T F-up) この「P.L.Tプログラム」は、学習の未定着を防ぎ、将来にわたって生き続ける確かな学力を保証しています。

2、高水準の授業
広尾学園の教師は定期的に「授業研修」「入試研修」を受けています。リズム・スピードは適当か?生徒をひきつけているか?といった20項目の評価がクリアできてはじめて教師は授業を担当することができるのです。これはベテラン教師も若手教師も全員同じ。生徒の授業満足度を第一に考えた結果、このような仕組みが定着したのです。

3、抜群の英語環境〜SELHi(*1)指定校として
帰国子女受け入れ校として長い歴史を持つ広尾学園。その数は増加の一途をたどり、現在は全校生徒の約17%が帰国生徒です。国際色豊かな環境をさらにレベルアップさせているのは、2007年度に新設されたインターナショナルコース。他のコースの生徒も、授業編成の工夫によって、インターナショナルコースの英語の授業を受けることができます。英語を第一言語とする生徒の数はこれからも増加することでしょう。 *1…スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール。文部科学省が指定する「スーパー英語教育推進校」のこと。

4、勉学と部活動の両立を目指す
広尾学園の教育理念である「自律」と「共生」の力を身につけるために、部活動に打ち込むことを奨励しています。勉学と部活動の両立は易しいことではありませんが、すべての生徒が両立を実現できるように指導しています

5、感動の数が多いほど成長できる
スポーツフェスティバル、けやき祭(文化祭)、板垣杯(球技大会)、修学旅行など、生徒の自主的な活動をベースに、生徒・保護者・学園が一体となって、感動体験型の学校行事を開催しています。


○P.L.Tプログラム

生徒個々の学習進度に合わせた学習プログラム・・・広尾学園のP.L.Tプログラムをご紹介いたします。
◆ カウンセリングテスト
まずどの科目の、どこの部分が苦手なのか、弱点分析を行います。これをもとに生徒一人ひとりの学習データベースを作成します。

◆ 学習カウンセリング
カウンセリングテストやP.L.Tの結果がデータベース化され、それをもとにして面談が行われます。先生・生徒・保護者が三位一体となり、生徒それぞれの目標達成をサポートしていきます。

◆P.L.T 〜朝15分間〜
朝、生徒1人ひとりの進度に合わせた個別テストが行われます。これは追い込み型のテストではなく、生徒たちの「やる気」を刺激し、自分の課題を確認しながら、得意分野を伸ばすテストです。各生徒に配られる個人ファイルには、個人テストと解答・解説も入っていますので、問題を解いたあとで自分自身で正誤を確認し、自分の弱点をチェックすることが出来ます。

◆学習司令センター
専属スタッフが運営するセンターでは、個々の学力に合わせたP.L.Tを作成します。テスト後、全校から回収された結果を個人成績データベースに入力。それをもとに、P.L.T F-upのための課題を作成します。2008年現在のP.L.Tプログラム参加生徒は約1000名。生徒たちが授業を終える15:00までにすべての作業を完了するのが日課です。

◆P.L.T F-up 〜放課後・課題学習の時間〜
P.L.Tの結果に基づいて作成された個別課題に取り組みます。これにより復習とチェックを完璧にし、生涯を通じて役に立つ学習姿勢と高度な課題に挑戦、乗り越えていける力を養います。


○特進選抜クラス

難関大学・学部への夢を実現する6年間
東大、京大、一橋大や国公立・私立大学の医学部を目指します。先取り学習が多い学園の中でも、最も早いスピードで学年内容を習得し、最も効率よく学力をアップしていくコースです。中学2年間で中学主要科目内容を修了し、3〜5学年のできるだけ早い段階で高校内容の修了を目指します。単なる詰め込み学習ではなく、将来の夢を実現させるためのステップとして大学進学を考え、将来にわたって高いモチベーションと問題発見・解決能力を発揮できる人材の育成を目標としています。

東大、京大、一橋大や、国公立、私立大の医学部へ
東大、京大、そして成績上位者に希望者が多い医学部。これらの受験人気グループを突破するために、実力のある講師陣と選び抜かれた教材、万全の入試対策で生徒を現役合格に導きます。

○特進インターナショナルクラス

海外帰国子女受け入れ指定校第1号として、また2006年から約3年間、スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール指定校として国際化する教育のニーズに応えてきた広尾学園は、継続的に英語教育の実践・研究に取り組んでいます。

二つのグループ
■ アドバンストグループ // Advanced Group
アドバンストグループは、主に帰国子女などのすでに英語力のある生徒のためのコースです。 今ある語学力をさらに伸ばし英検一級の取得を目標として、国内外の難関校への進学を目指します。

■ スタンダードグループ // Standard Group
スタンダードグループは、これからの語学力を身につけて国際的な活躍をしたいと望む生徒のためのコースです。 入学時に、英語力は問いません。広尾学園の6年間の中で自在な英語力を養い、国内外の難関校への進学を目指します。

 

トップレベルの国際人を育成
授業は基本的に英語で行います。本コースを履修し必要単位を履修すれば、日本の高等学校の卒業資格が得られます。帰国子女受け入れ指定校としての伝統をもとに、英語のアドバンテージを生かして国内外の有名大学進学を目指します。

教育法一条校である強みについて
広尾学園は、いわゆる一条校(いちじょうこう)です。 一条校とは、学校教育法の第一条において「学校」と定義されている教育機関を指します。つまり広尾学園は、インターナショナルコース修了と同時に日本の高等学校を卒業したことになり、文部科学省が定める日本の大学入学資格も得られるため、推薦入試等の受験などが容易になります。このため、日本国内での大学進学を目指す場合、一条校ならではの利点があるといえます。

特進インターナショナルコースで学ぶ利点
・生徒それぞれの高い目標を達成するため、最上級の教育プログラムを整えています。
・外国人の生徒が、居住国である日本の文化を身近に経験し学べる環境が整っています。
・帰国子女や様々な国籍の生徒が共に学ぶ、国際的な環境です。
・少人数制のクラスで、生徒ひとりひとりに目が行き渡る環境を確保しています。
・文化的に多様な他の生徒たちと交流し、グローバリゼーションに対応する能力を養います。
・日本の教育法で認可された<一条校>なので、日本国内の有名大学進学にも有利です。
・深く専門分野に精通し、経験豊富な教師陣を揃えています。

 

○国際教育

広尾学園の国際教育についてご紹介いたします。

国際生のためのフォローシステム
国際生(帰国生・外国籍生徒など)が落ち着いて勉強できる環境が整っており、その能力や学力を最大限に伸ばせるよう個別指導も徹底しています。特に英語の時間には、ネイティブ教師の取り出し指導を行います。卒業生は、国公立大学、難関私立大学に進学しています。また国際生だからといって医学部や工学部などの進学をあきらめる必要はありません。戦略的な学習指導で、志望校合格まで導きます。

インターナショナルクラス
インターナショナルクラスの設置にともない広尾学園の英語環境はさらに進化しました。一般クラスの生徒たちはいつでもインターナショナルクラスのスタッフに質問することが可能で、海外の大学に進学を希望する生徒は進学相談をすることも出来ます。インターナショナルクラスのスタッフは、ただ英語を教えるだけでなく、それぞれが高度な自分の専門教科をもっています。高いレベルの英語環境が広尾学園にはあります。

スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)
平成18年より、文部科学省から「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SEHi)」に指定されました。「英語が使える日本人」育成のため英語教育の積極的な取り組みを行うモデル校として、個々の生徒が興味を持って英語学習に取り組め、効果の上がる授業体系の確立を目指しています。 。

 

○キャリア教育

決定的な人物との出会い、決定的なプログラムとの出会いが中高生時代にどれだけ豊富であったか。私たちは、その「機会(チャンス)」の豊かさこそが、生徒たちの学びと成長を育むものだと考えています。 そのために、キャリア教育の分野においても、中高大連携の分野においても、いかに豊かな出会いを提供することができるかを重視して、さまざまなプログラムを実施しています。 私たちの考えるキャリア教育は、広尾学園に身を置くことで、生徒たちがこれからの自分の人生を自らの判断と行動で切り拓いていける。そういった環境を創り出すことを目指しています。(以下、2009年度実施キャリア教育のご紹介です。)

◆第一線を知る講座 広学特別講演会
2009年度前期は、心臓外科医の須磨久善先生の講演が行われました。須磨先生はバチスタ手術を日本で初めて成功させた人物。その経緯はNHK「プロジェクトX」でも紹介され、須磨先生とバチスタ手術の名は日本中が知るところとなりました。第1回広学特別講演会は、その須磨先生による「命 Life」。中学生の時に自らが医療を志した経緯、手術を成功させるための考え方はまさに人生に通じていること、医療の根本的なありかた、そして悲しいエピソードまで、手術の映像も交えながらお話しいただきました。講演が終わり、一瞬の間をおいて生徒たちから自然にわきおこった拍手は鳴りやまず、生徒たちの受けた感銘の深さを物語っていました。

◆有名大学や研究室を訪問して学ぶ訪問見学講座 難関大学キャンパスツアー
2009年度は東京大学、早稲田大学、慶応大学が対象。中学・高校生それぞれ2日間ずつの日程で240名が参加。1日目の東京大学ツアーでは、「勉強する理由」「世界一わかりやすい東大受験完全攻略法」など多数の大学受験関係の著書のある石井大地氏に1時間半の講演をしていただいた上で、本郷キャンパスを訪問。現役東大生の皆さんのガイドで安田講堂、各学部棟、三四郎池などを見学しながら、東大の学生生活や受験勉強法についてお話を伺いました。2日目は早稲田大学早稲田キャンパスと慶応大学三田キャンパスを訪問。国立私立の最難関大学がとても身近に感じられるようになった2日間でした。

◆自らが体験して学ぶ体験講座 広学サイエンス講座
【ロボット・プログラム】
4足歩行ロボットのプログラミング・プログラム。ロボットの組立、プログラミング、プレゼンテーション、歩行レースを通じて、ロボットの基礎を学びながら、協調性や柔軟な発想、プレゼンテーション能力を育成するプログラムです。(協力:ベネッセコーポレーション、マイクロソフト、東京大学・慶應大学工学系学生) 2009年度は第1期で中学1年生、第2期で中学2年〜3年生が参加。合計約100名の生徒が参加しました。

【つくばサイエンスツアー】
日本で最も研究施設が集中している筑波研究学園都市。2009年度は中学1年生から高校1年生までの希望者を対象に、130名が国土地理院、地質標本館、宇宙センター、筑波大学ギャラリーを訪問。各施設で研究員の皆さんの熱心な説明を伺い、地理学、地学、宇宙航空学に関する理解を深める一方、ノーベル賞を受賞した朝永振一郎氏自筆の手紙や愛用品、白川英樹氏関係の実験器具なども見学することができました。

【DNA鑑定講座】
生物学の研究のみならず、犯罪捜査や親子鑑定、考古学など幅広い分野で応用されているDNA鑑定。そんな最先端の研究技術が学べるサイエンス講座「DNA鑑定講座」を、完成したばかりの新校舎にある「サイエンス・ラボ1」で9月に実施しました。中学1年生〜高校2年生を対象として、午前、午後に分かれて約100名の生徒が参加。筑波大学でミトコンドリア病の研究をしている西山先生に講師になっていただき、DNAに関する講義や実験の練習を重ねた上で、最終目標は21匹の子マウスのDNAを鑑定してミトコンドリア病にかかっているマウスを発見するという本格派講座。小グループごとに、東大や北里大学の研究室で研究をしている大学院生や研究室OBで科学教育に尽力されているスタッフの皆さんに付いてもらって、一人ひとりが本格的な実験を体験しました。実験に関連するテーマについて、現役の研究者が直接語りかけることにより、研究を行うことの意義や面白さを感じ取った一日でした。

第一線を知る講座 広学特別講演会(2009後期)
2009年度後期は、国境なき医師団日本副会長である黒崎伸子先生の講演が行われました。黒崎先生は国立病院機構長崎病院外科医長、小児外科医長であり、国境なき医師団日本副会長。第2回広学特別講演会は、その黒崎先生による「国境なき医師団 日本」。先生が体験した世界の現状、医師団の活動内容、そしてなぜ「国境なき医師団」に参加したのかなど、写真を交えながらお話頂きました。講演後の生徒会による質問では、高校生の頃はハンドボール部に所属、生徒会副会長を務めながら、塾に通わず医大合格したというエピソードもあり、生徒たちも大きな励みとなりました。

最先端の授業をうける大学講座 大学学部研究講座・大学研究室講座
広尾学園の中高大連携の一環として、主に高校生を対象とした大学学部研究講座、中学1年・2年生を対象とした大学研究室講座を行いました。大学学部研究講座では、11大学の各分野の一線で活躍されている先生方が来校され、生徒たちはふだんの授業とは違う最先端の講義に目を輝かせていました。講義終了後も、この機会に大学のことや研究のことを質問しようと先生の前に列をなす生徒たちが出る盛況ぶりでした。

 

 

特徴

「自律と共生」の下、新しい時代に活躍する人材を育成する。
中学2年までに中学主要科目内容の修了をを目指す。
土曜日は、希望制で土曜特別講座、また、モチベーションを高めるためにキャリア教員を充実

◆特待生制度:
入試の得点によりあり。(年次審査あり)
A特待生(80%以上の得点): 入学金+3年間授業料免除
B特待生(75%以上の得点): 3年間授業料免除


教科の特長

国 語

国語力は指導によって変化するものであるということを一つの信念とし、個々の国語力を最大限に引き上げることを目標として日々指導しています。最大の特徴は教材そのものを教える/学ぶのではなく、テキストの読み方を教える/学ぶという方法にあります。テキストの読み方に習熟することで、はじめて目にする文章も自分の力で理解し、意見を持つことができるようになります。 ここで培った力は、生涯にわたって沢山の情報から確実に自分に必要な情報を得、自分の意見を構築するスキルとして役立っていくと確信しています。 国語の授業では、一体何を学ぶのでしょうか。作品を通して「感動」を学ぶのだという教授法を読んだことがあります。しかし、果たして「感動」は教室の中で「学ぶ」ことができるのでしょうか。また、筆者の意見を踏まえて実社会の体験学習につなげるとする指導書を読んだことがあります。しかし、例えば環境問題について国語の教員が理科の教員をしのぐような驚きを生徒に与えることができるでしょうか。いずれの場合も答えは否です。しかし、「感動」に収斂していく表現の複雑な装置を教室で読み解いていくことは可能です。また、筆者の論理の組み立てを見抜き、主張を正確に把握する方法は授業で教えることが可能だと考えています。広尾学園の国語科では、このように「読み方」を学ぶことを目的として授業を展開しています。

 


社 会

社会科では、学園理念である「自律と共生」に基づき、社会に出てからも活躍できる人材の育成を目指しています。授業や教科の活動を通して、「思考力」「分析力」「読解力」「プレゼンテーション力」の向上に努め、さらには「問題解決力」の育成をしていきます。 学園の理念を実現化するために、社会科では以下の取り組みを重視しています。
1.授業や教科の活動を通して「問題解決力」を育成していきます。
2.授業を通して「思考力」「分析力」「プレゼンテーション力」の向上に努めます。
3.これらのミッションを実現するためにも、生徒個々の発達段階に応じた「質の高い授業」を提供します。
4.社会科は6学年すべての授業で、毎時間「実力養成5分間テスト」を実施します。 。

 

数 学

数学科では、数学的な概念を理解し、問題の本質を捉え、論理的に考える力を身につけることを目標に指導しています。人は人生の中で、実に様々な問題に直面し、その解決や結果を求められることが多くあります。そんな時、問題を冷静に見つめ、解決までのプロセスを導く力を、数学の授業を通して育んで行きたいと考えています。 中学3ヵ年の学習範囲を、合理的でより深い理解が得られるように配列し、また、それらの内容を2年間で習得することを目標にカリキュラムを組んでいます。また、高校内容もできるだけ早い段階で修了し、個々の生徒の希望する進路に応じて、発展的な内容に取り組めるようになっています。


理 科

科学とは発見のプロセスである。このプロセスは問題解決のプロセスであり、観察や予測、仮説をたてたり、実験をする探究活動である。一見論理的思考のみで進んでいくように見える科学の営みも「発見」をするときには、違った要素が重要であると言われる。それは直観的な思考である。始めはその人の生活概念から生まれる単なる勘にすぎないことが、やがて科学的知識を背景に科学の方法を駆使していくと、ついに「ああ、わかった。」とわくわくするような発見につながる。そこには科学的な背景をもとにした直観が大切な役割を担っていると考えられる。科学者が体験する発見と生徒が体験する発見が同じものとは限らないが、いままで知らなかったことが、説明できるようになる喜びは共通であろうと思われる。この喜びを多くの生徒に体験させたいと考えている。授業で、生徒が「ああ、そうか」、「私、わかった」、「すご〜い!」という言葉を発したとき、彼らはきっと発見の喜びを体験している。そして同時に小さな科学者、豆科学者になっているのだ。。

 


英 語

広尾学園は文部科学省より、平成18年度からセルハイ(スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール)に指定されており、「英語習得におけるさかのぼり学習と生徒の行動特性・学習適性及び授業活動の関連性について」というテーマで研究をしています。この研究に基づき、生徒は様々な学習適性を持っていると教員ひとり1人が認識し、バリエーションに富んだ授業展開を心掛けています。また、英語科内の研修としてお互いの授業を定期的に見学し、コメントし合う場を作り、授業力向上に努めています。 さかのぼり学習と生徒一人ひとりに学習適性があるというセルハイ研究テーマに沿って、各コースの特色に応じた授業を展開しています。特に特進系クラスでは、早い段階で高校内容を終了させ、志望大学に合わせた問題演習を十分できるよう配慮しています。また、全てのコースでPLTとリンクをさせて授業を行い、効率よく学習内容を習得できるよう取り組ませています。

 

 

美 術

現代アートの多様化に伴い、美術の世界も多様な変化を遂げています。それは、作品を制作することだけに美術が収まることなくあらゆる方向性から美術を認識することで、個々の能力である思考力の強化、プレゼンテーション力、コミュニケーション力、集中力、を育むことに尽きます。学園では、中学1年生は制作を通しての集中力の強化、中学2年生では、共同作業によるチームワーク、中学3年生では個の発見を促す制作を行っている。高校生からは、さらに個の発見、プレゼンテーション能力、コミュニケーション力をつけるような指導をしております。また、各分野で活躍されている講師の先生を招き、本物と出会い生徒一人一人の、夢の実現に向けて指導しております。

 

 

音 楽

広尾学園では音楽を楽しむ事から音楽大学受験など専門的な実力をつけることができるように考えております。中学校では必修選択クラブに音楽があります。ここでは、各部門(声楽、ピアノ、クラシックギター、バイオリン、フルート、トランペット、トロンボーン、打楽器)に分かれ各専門の演奏家が丁寧に教えます。プロの音を真近に聞く事が出来る環境を提供いたします。音楽の授業には、音大受験につながるソルフェージュ、楽典、ピアノ、専門実技(演奏法)、合唱などの授業があります。広尾学園の音楽は演奏する事を常に意識しています。いつも近くによい音楽があり、すばらしい音楽家達がサポートします。

 



学校トピック

広尾学園中学校 トピック

  • チアリーディング部、ブラスバンド部 全国
  • 白百合大、国学院大の指定校推薦大学あり
  • 平成20年より完全共学化


代表的な行事・修学旅行

スポーツフェスティバル、けやき祭、音楽会


 

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