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されじおがくいん ちゅうがっこう

サレジオ学院中学校

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サレジオ学院中学校の基本情報

  • 住所: 〒224-0029 神奈川県横浜市都筑区南山田3-43-1
  • TEL: 045-591-8222
  • アクセス:
    市営地下鉄「センター北」駅徒歩20分またはバス、「北山田」駅徒歩5分
  • 生徒数: 約1000名   教員数:72名
  • HP: http://www.salesio-gakuin.ed.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 326,400円
入学金 250,000円
諸経費 572,400円
初年度必要金額 約1,148,800円



最新情報

・説明会レポートは こちら

・平成22年度中学入試 A, B試験の平均点等のデータを掲載しました。  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・プログレス21を使用
・ネイティブによる英会話の授業は毎週あり
・英検は高2までに2級取得を目指している。

 

■募集
・中学募集: A試験100名、 B試験60名
 ※面接なし、提出書類なし
 ※国語(100点50分)、算数(100点50分)、社会(75点40分)、理科(75点40分)
 ※国算社理の4科総合点で判断

・高校募集: なし  中高一貫校
・内部進学: ほぼ100%   中学在学中、一定の成績をとった者

 

■併設学校
サレジオ学院高等学校


併設高校の大学合格実績 上位校

慶應大、早稲田大、東京理科大、明治大、中央大、立教大、青山学院大、学習院大、明治学院大、日本大、 北里大、横浜国立大、東京工大、専修大、東京都市大、芝浦工大、國學院大 など


併願中学校例

聖光学院中、栄光学園中、学芸大世田谷中、浅野中、立教新座中、暁星中、逗子開成中、東京農大第一中、 桐光学園中、鎌倉学園、世田谷学園、東京都市大付中、神奈川大附中、桐蔭学園中(中等)、函館ラ・サール中、佐久長聖中、土佐塾中  など



 

 

 




理念・教育の特長

教育方針

本校の教育は、世界のサレジオのあらゆる事業に共通している、創立者ドン・ボスコの教育理念に基づいています。本校の日本の精神的風土にこの理念を調和させながら、生徒の全人的な教育の実現をめざしています。 本校の使命は、他のカトリック・ミッション・スクールとともに、キリスト教の人生観・世界観に基づいて生きる生徒を育成することです。「ミッション」というのは、ちょうどこの「使命」のことを指します。サレジオの教育理念やドン・ボスコの教育的な考え方は、言うまでもなく、キリスト教の精神を具体化したものであるだけでなく、現代の教育の要求に合致したものとして教会や社会からも高く評価されています。 サレジオの教育は特に次の諸点にまとめることができます。

 


概 要

昭和 35年(1960) 4月 東京都目黒区碑文谷に目黒サレジオ中学校創立 ―― 初代校長 ニコロ・タッサン師
昭和 38年(1963) 4月 サレジオ高等学校創立 ―― 初代校長 ニコロ・タッサン師
昭和 38年(1963) 9月 川崎市宮前区鷺沼に高校校舎落成
昭和 41年(1966) 3月 第1回卒業式 卒業生87名
昭和 44年(1969) 4月 体育館落成
昭和 50年(1975) 4月 川崎サレジオ中学校創立6ヵ年一貫教育を開始
昭和 51年(1976) 7月 川崎サレジオ中学校新校舎落成
昭和 57年(1982) 6月 野尻湖サレジオ山荘落成
平成 元年(1989) 4月 韮山セミナーハウス落成サレジオ学院中学校、サレジオ学院高等学校と名称変更
平成 7年(1995) 3月 横浜市都筑区に新校舎落成
平成 7年(1995) 4月 横浜市都筑区の新校舎に移転
平成 10年(1998) 4月 河合恒男師 校長として就任校舎増築落成
平成 11年(1999) 10月 サブ・グラウンド落成
平成 18年(2006) 4月 田沢幸夫氏 校長として就任

 


教育の特色 

○教育共同体の実現

教育は独りで行うものではない。教師、家庭、社会、そして生徒自身の協力によるものである。学校の教育効果は、教師、家庭、生徒の積極的な協力による。
・保護者は第一の教育者として、自分の子を学校にまかせるだけでなく、学校に協力しながらその教育理念に賛同しその理解につとめ、家庭内の教育の責任を負い、教育方針の一致をはかる。
・教師は本校の建学の精神に基づいて、まかせられた生徒のひとりひとりの学力だけでなく、生徒の心身両面の調和ある成長をはかって、教育者としての使命を果たすものである。そのために自分の教科の専門的知識を体得し、教授法をみがき、生徒との人間関係を大事にする。
・生徒は両親、教師の指導に協力し、勉学、生活両面に自己の人格形成につとめ、能力と成長段階に応じて、学校生活に責任をもって、積極的に参加するものである。

三者は、同じ目的のためにはたらく連帯意識をもち、ともに協力するようになったとき学校は教育共同体となり、ドン・ボスコの理想を実現する。なお、先生と生徒の人格的なつながりは、在学中だけでなく、卒業後もOBとして、末永く続くものである。

・ OBは世界のサレジアンファミリーのメンバーとして、社会の中にドン・ボスコの精神を生かし、母校の発展に協力し、いつでも学校に歓迎される。


○信念・愛情・道理に基づく教育

ドン・ボスコはサレジオ教育の根本を次の3つの点においている。
・まず、信念をもつこと。人間はひとつの信念をもつことによって、生きることの意味を見出し、日常生活の中に生き甲斐を感じるようになる。人間ひとりひとりが自分の人生をどう見るかによって、自分の生き方や毎日の基本的な姿勢が決まる。もし、この信念が神につながるものであるならば、信仰と呼ぶことができる。
本校はただ勉強する場所であるだけでなく、信念や信仰を育てる場所である。信念を育てるには自らの体験をはじめ、親、教師、友人の手本、またすぐれた本を読むこと、練成会、その他の研究会への積極的な参加が大切である。
・次に必要なのは、生徒と先生の心の触れあいである。教育は施設や規則による以前に、人間関係によるものである。心のつながりがなく、人間関係がうまくいかないところには、教育が不可能となる。親、教師、生徒は互いに相手の人格を尊重し、愛に基づいた信頼関係をつくるよう努めなければならない。相互の率直な話しあいがあれば、日常生活に起こりうるどんな問題でも解決しやすくなる。
・更に、道理にかなった規律正しい生活が必要である。 学校生活が相互信頼に基づくとはいえ、共同体としてのひとつの規範、筋道がなければならない。それは「規則」と「けじめ」である。集団生活の規則を活かすことによって、その中に生きる自分と他人を活かすことになる。もちろんすべての規則の根底にはひとつの「わけ」=「理」がある。そうでなければ、その規則の存在理由がなくなる。この「理」は、人間生活の道である。教育がねらうのは、ただ規則を守らせるだけではなく、「理」を通さない教育は、背骨のない体と同じである。

サレジオの教育は、ドン・ボスコがいう「信 (Pistis)」、「愛 (Agape)」、「理 (Logos)」を根本とする。


○快活で紳士的な態度

以上の目標が実現すると、人間は神の前に自らの努めを果たしている確信を得、学校の中に明るく活発な雰囲気が生まれる。良心の安堵のある少年は、若いエネルギーを発揮することができる。本校はすべての生徒に積極的に活動するようにすすめる。だか、活発さは決して粗野ではない。礼節を尊ぶ活発で明るい紳士的な態度は本校の理想である。

○社会への奉仕と未来への責任

人間は、自分のためだけに生きるのではない。自分が持っているものはすべて、神、親、社会からもらっているものである。だが、いつまでももらいっ放しであってはならない。やはり自分に与えられた才能をもって、何らかの形で社会に返し、貢献する義務がある。そのために、今、学校生活を通して自分の才能を開発する義務がある。それは将来、社会における自分の使命に備えるためである。自分の才能を無為に終わらせることは、神から自分に課せられた重要な使命を放棄することである。これは神に対し、また社会と親に対しても大きな罪になる。ドン・ボスコが言うように「怠けることは最大の罪」である。

 

○ともに居ること(アッシステンツァ)からの出発

本校の教育法は、ドン・ボスコが言う「アッシステンツァ(assistenza)」*1)に重点を置く。それは教師や指導に当たるものは、つねに生徒と「ともに居る」ことにより、生徒の考えや行動を理解し、その発達段階に応じて適切な指導ができるためである。その際、生徒の自主判断を尊重し、その積極性を育成するとともに誤った行動に陥らないように前もって防ぐのである。やはり、曲がったものを直すよりも、前もって真っ直ぐ丈夫に育つように気を配るのが効果的である。その意味でドン・ボスコは自分の教育を「予防教育」と読んでいる。現代の予防医学と同じように、治療よりも健全な育成を重視するものである。 *1) ちなみに "assistenza" はラテン語の "ad-sister"「ともに居る」の意。

 

○信仰を育てる

本校のひとつの特徴は「ミッション・スクール」であることにある。このミッションというのは「使命」という意味である。すなわち、神から各自に与えられている使命である。 本校は生徒がこの使命を自覚するように精神面での教育を重視する。そしてその係として「カテキスタ」と呼ばれるサレジオ会員を中心としたグループを置いている。彼らは精神的指導者として具体的に次のことを担当する。
1. 生徒の悩み、特に人生や心の問題に関するカウンセリング
2. 人生観に指針を示す宗教、倫理教育
3. 宗教的行事の指導
4. カトリック研究会の指導
5. 国際的視野に立つ人間の育成と社会への奉仕の精神を培う活動の指導
6. 指導に当たっては、各自の信教の自由を尊重する。

なお、自由に彼らと相談できる場としてコミュニケーションルーム、祈りの場としてチャペルが設置されている。

 

 

特徴

・アシステンツァ: イタリア語で「共にいる」の意味。教師一人ひとりが生徒一人ひとりの成長を見守っていく理念

・25歳の男づくり: 大学進学(合格)をゴールとしない人間教育



学校トピック

サレジオ学院中学校 トピック

  • アットホームな家庭的な雰囲気
  • 特待生制度なし
  • テニス部:全国中学生テニス選手権大会団体戦ベスト8、 サッカー部:首都圏私立中学校サッカー大会優勝
  • 著名な卒業生: 森内俊之(棋士)、小松一憲(アテネオリンピックセーリング日本代表監督)、小川巧記(愛地球博、Y-150プロデューサー) など


代表的な行事・修学旅行

・野尻湖林間学校(中1)
・サレジオ祭(文化祭)
・感謝祭(中1〜高3 碑文谷協会にて)
・勉強合宿(高2、高3 韮山セミナーハウスにて)
・研修旅行(中3長崎、高2京都奈良)


学校からのメッセージ

学校によって雰囲気は大きく異なります。まずは学校説明会や文化祭などで足を運んでいただき、サレジオ学院の雰囲気を感じて欲しいと思います。

 

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