中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 > 聖光学院中学校

せいこうがくいん ちゅうがっこう

聖光学院中学校

私立   聖光学院中学校の情報は中学受験わかばナビ


聖光学院中学校の基本情報

  • 住所: 〒231-8681 神奈川県横浜市中区滝之上100
  • TEL: 045-621-2051
  • アクセス:
    JR根岸線「山手」徒歩10分
  • 生徒数: 約700名
  • HP: http://www.seiko.ac.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 360,000円
入学金 250,000円
諸経費 590,500円
初年度必要金額 約1,200,500円



最新情報

・説明会レポートは こちら

・大学進学実績は こちら


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・中1〜中3まで 週7時間を学習
・中2・3年は週1時間の英会話授業。ネイティブ教師による少人数制授業を実施。
・中2・3年はTOEIC Bridgeを全員受験

 

■募集
・中学募集: 225名(第1回175名 第2回50名)   帰国生募集・・・若干あり
 ※国語・算数(各60分・各150点)、理科・社会(各40分・各100点)
 ※実質倍率: 第1回入試 約3.0倍   第2回入試 約5.0倍

・高校募集: なし

 

■併設学校
聖光学院高校


併設高校の大学合格実績 上位校

慶應大、早稲田大、東大、東京理科大、明治大、中央大、立教大、上智大、防衛医大、一橋大、東京慈恵会医大、法政大、順天堂大、横浜市大、東京工大、東北大 など


併願中学校例

筑波大駒場中、開成中、渋谷教育幕張中、麻布中、駒場東邦中、栄光学園中、慶應中等部、早稲田中、 慶應普通部、浅野中、海城中、芝中、渋谷教育渋谷中、立教新座中、攻玉社、サレジオ学院中、攻玉社中(特別)  など



 

 

 




理念・教育の特長

建学の精神

聖光学院の建学の精神は、『カトリック的世界観にのっとり、人類普遍の価値を尊重する人格の形成、あわせて、高尚、かつ、有能なる社会の成員を育成する』にある。

 

一、基本的教育原理
建学の精神のイメージ
人間は、時代や国にかかわらず本質的に相違がない。したがって、教育の基本原理は、あらゆる時代、あらゆる国に共通するものである。
本校は、この基本原理にもとづきつつ、特に、次の二項目を重視する。

1. 子弟の教育は、親の責任であり、親は、その子弟が、完全なる教育を受けるために、その責任を学校とわかちあうものである。
2. 学校の使命は、青少年をして、真・善・美を尊ぶ雰囲気にひたらせ、それらを求めることによって全人格の調和的発展の啓発を助長して、徐々に青少年がその全能力を独創的に活用しうるよう育成することにある。

 

二、キリスト教的精神にもとづく教育理念
聖光学院は、カトリック的精神にもとづく学校であり、その使命および教育方針は、キリストの示された模範と教訓によるキリスト教的精神の基本理念から発する。
その理念は、次のように要約できる。

1. 精神的価値の物質的価値に対する優位性。 「・・人は、たとえ全世界を得ても、たましいを失ったら、何の益がありましょう。」
2. 信条・人種・才能ないし社会的地位にかかわりなく、万人を愛し敬う精神。 「・・わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」
3. 奉仕と献身の精神。 「・・自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。」

 

三、本学院の教育方針
建学の精神のイメージ
本学院の名称と校章に示されているように、聖光学院に学ぶ生徒は愛と光をこの世にもたらす人になることを期待されている。本学院は、献身の精神と、高度の学識をかねた社会の成員を、育成することを目的とするものである。

1. 聖光学院の使命の一つは、在校生および本学院に関係あるすべての人々に、キリスト教的精神を理解させることである。
2. 聖光学院は、生徒の道徳的、倫理的人間形成を特に強調するものである。
3. 聖光学院は、生徒の心身の陶冶、学業、社会への貢献を全うするために周到かつ、厳格な訓育が不可欠であると考える。したがって、本学院は在校生が自ら修行に励むと同時に定められた規律を進んで守ることを重要視する。
4. 聖光学院への入学志願者の実情からみて、在校生は、さらに高度の学問の府に進もうと志している。したがって、本学院は、在校生のすべてに対し、その目的を達成するための積極的な指導を行なう責務があると考える。
5. 社会は不断に進化発展するものであるから、聖光学院は、その基本的教育原理を堅持する一方、社会に適応して行くよう努めるものである。

聖光学院は、家庭的な連帯感のもとに、尊敬と信頼のきずなによって結ばれた教育環境を維持しつつ、上記の教育の理想を実践するものである。

 

■学院の教育
教育とは、家庭・学校・社会の三者の共同責任において、子供を育てる事と言われています。
その中でも家庭と学校の協力はなくてはならないものであり、両者が互いに連携を保ち、信頼し合うことで、子供の豊かな人間性が培われるものです。従って、家庭と学校との結びつきと、それぞれの立場での教育が適切でなかったり、流れが不十分であった場合は、教育に亀裂が入り、子供へ直接マイナスの影響を及ぼします。特に精神的に不安定な時期にある中学・高校生は、バランスを欠いた大人社会に鋭敏に反応し、その結果何か大切な点を欠いた人間として育つことさえあります。
このような事がないように、教育に携わる者同士、常に連絡を密接にし、それぞれの立場で適切かつ充分な教育効果を上げる努力を続けなければならないと、確信しております。  

さて、家庭での教育と学校での教育は、いろいろな点で異って見えることがあります。学校が主としてその任に当たるべきことは、学問(理論・知識・技術)を習得させることであります。
一方、しつけ(情緒・人間性の醸成)の面では主として家庭がその任にあたるべきであります。しかし、あくまでこれは機能面から見ての役割分担であって、教育は両者の融合の上に成り立つものであり、そう単純には分けられるものではないと、私は考えているのです。なぜなら、人間形成の基本は、知・徳・体が一体となって形成されるものだからなのです。この三つは切っても切れない不離一体なものであり、この三つがうまく調和してこそ、よき人格となり得るのです。ただ、力を入れる濃淡の差があることはぬぐうことのできない事実ですが。
具体的には、勉学に対しては、″意欲を育てる″という意味で、家庭が充分に協力体制をとっていただくことが必要です。一方、どの家庭にも共通するしつけを、学校が確実なものとしていく責務を感じております。 さらに、真に正しい人間として社会に臨むには、どうあるべきかといった問題に対し、家庭も学校も共通した教育方針を持つべきであり、そこに食い違いがあってはなりません。
また、協力という観点から、学校から家庭への一方通行であってもなりません。どういう人間になつてほしいのかという願いをこめて、形式論に終わらせることなく、真剣に問題を掘り起こして話し合い、前進してゆきたいものです。また、家庭から学校への要望も、学校では心を開いて受け入れ共に解決へ導いていく努力を重ねたいと思っております。保護者の皆様が学校を信頼し、子供を本校に通わせていることを誇りにして下さるのにふさわしい学校であり続けたいと願っております。 最後に一つだけ強調しておきたいことがあります。それは「親子関係」と呼ばれる心と心の触れ合い、結びつきのことです。その中心に愛情があります。それは当然のこと、百も承知と誰もが考えているのです。しかし、ややもすると、その当然のことが空気の重要さや有り難さを忘れるのと同様、うっかり忘れるおそれもあるのです。成果がはっきりと目で確かめられる学校教育と異なりますが、心の健康の土台をつくる家庭教育の大切さを今一度再確認する機となることを念じております。

 

 


沿 革

聖光学院の設立母体であるキリスト教教育修士会は、1817年、ジャン・マリー・ロベール・ド・ラ・ムネ神父により、フランスに創設される。 日本においてはまず昭和29年、東京に「国際聖マリア学園」を、次いで昭和31年、横浜に「さゆり幼稚園」を設置した。「聖光学院中学校」が創立されたのは昭和33年4月、「聖光学院高等学校」の創立は昭和36年4月のことであり、カトリック的世界観から、「人格の尊厳と愛」の理念を掲げて今日の教育に至っている

 

 


教育の特色 

○教育の特色

☆教科の枠にとらわれず、生きる力を伝える「聖光塾」
「聖光塾」とは、正規の授業のカリキュラム内容や学年の枠を時には超えた、普段ではなかなか味わうことができない体験型の学習講座です。聖光学院のオリジナルの教育プログラムで、平成14年度より実施しています。
これによって、生徒各自が自分の興味・関心を発見し、涵養してゆけるような、あるいは自分の優れた能力をさらに伸ばすことができるような、そういう機会を提供したいと思っています。そして、生徒一人ひとりの知的好奇心を刺激し、学習や諸活動に対する意欲を引き出したいと願っています。

【開講された講座の具体例】   
・ おもしろ実験教室(生物の世界の黄金比など、教科書では扱わない実験を体験する)   
・ 里山の自然(青葉区にある寺家の森などで、五感をフルに使った自然観察をおこなう)   
・ 海辺の生物(三浦半島の磯辺タイドプールを観察し、海辺の生物について学ぶ)   
・ 天体観測講座(天体についての講義を受け、しし座流星群などを観測する)   
・ 裁判の傍聴(弁護士による事前講義の後、実際の刑事裁判を傍聴する)   
・ 仕舞(日本の伝統芸能の一つ「仕舞」の実習、着付け教室も兼ねる)   
・ バイオテクノロジー講座(大学院生と共に、バイオの実験・考察・プレゼンをおこなう)   
・ 手話(手話で自己紹介や道案内を出来るようにする)   
・ 数学特別講座(数学オリンピックなどの問題を題材にしてゼミ形式でおこなう)
・ 写真芸術入門(日本の写真発祥の地である横浜で、写真のおもしろさを体験する)
・ 書の甲子園への道(国際高校生選抜書展への出品を目指し、芸術としての書を追求する。)
・ 解剖実習(マウスの解剖を行い、生物のしくみとはたらきについて学ぶ)
・ 英語劇(英語を全身で体験する講座。時には英語を越えて伝えられる何かを追求する。)
・ ルアー・フィッシング(プロのルアービルダーと共に、カヌーからの釣りにも挑戦)
・ フライ・フィッシング(フライを自作し、大自然の中で魚との真剣勝負をする)
・ オンロード・バイク(プロが使用する自転車で都会を疾走し、風と大地を体感する)
ほかに、明治・大正の文学を読む、文学散歩、水泳教室、各種講演会など

 

☆国際人としての豊かな感性を育む「選択芸術講座」
日本の国際社会におけるプレゼンスが大きくなるにつれて、日本人の「国際感覚」、あるいは「国際交流のあり方」がますます重要になってきています。そういう中で、英語の必要性はもちろん認識していますが、世界中の人々とコミュニケーションをとるにはそれだけでは不十分であると私たちは考えます。たとえば、英語の通じない地域の人々とわかりあうにはどうすればよいのでしょう?そのとき力を発揮するのが“言語”によらない交流、すなわち“芸術”のもつ魅力です。美しいものに感動し、これを鑑賞し、体験する喜びは世界中の誰とでも共有できるものです。

聖光学院では中学2年生のカリキュラムに「選択芸術講座」を設けています。毎週土曜日の3〜4時限に2時間連続で、各界の専門家を講師に招き、生徒が自分の興味・関心に基づいて自ら選択した講座で芸術活動にいそしみます。 もとより、プロの芸術家を養成することが目的なのではありません。右脳の発達を促して創造力あふれる人間を育成し、また将来生徒たちが世界に羽ばたいていった時に自分自身を表現できるようになってほしい。そんな願いを込めて、「本物」の魅力に接することができる環境を用意しました。

【現在開講中の講座】
声楽 ・ ヴァイオリン ・ クラッシックギター ・ フルート ・ クロマチックハーモニカ リコーダー ・ 絵画 ・ 陶芸 ・ 木工 ・ 書道 ・ 演劇

 

☆中3選択総合演習
学校の授業というと、椅子に座って先生の話を聴くもの、というイメージを持っている人も多いと思います。しかし本当の学習は、教室の枠の中にとどまるものではありません。私たちが教室で学んでいる事柄は、社会現象を理解し、体験するための大切な基本なのです。    
そこで聖光学院では、実際に社会の第一線で活躍している諸団体のご協力のもと、最先端の技術に触れ、福祉に参加し、環境との共生を考えるなど、社会の動きを実体験するための演習講座を設けています。この講座では、今日の社会が抱える様々な問題について、現場で日々活躍しているプロの方々の御指導を受けた後、実際の職員体験などを通じて「身体で」日本の今を感じます。

【例】
・廃村体験・ファームステイ(前近代生活・農作業体験)・・・かまどでの調理、囲炉裏端の食事、薪で沸かしたお風呂など、前近代的生活の中で、便利になった日常を見直す。翌日は農作業体験の後、農家の方と語らいの時間を過ごす。

・富士山探訪(青木ヶ原樹海探訪・エコ体験)・・・溶岩樹形観察や樹海の闇体験、蝙蝠穴探検などを通じて、富士山の自然について考える。また、不法投棄ゴミの回収作業にも参加する。

・人間と野生動物の共生を考える(自然と人間)・・・軽井沢町の熊出没問題を、フィールドワークによって実地調査し、グループワーキングにより、人間と野生動物の共存関係について、よりよい解決方法を討論し、探していく。

・つくばサイエンスツアー(高度科学技術研究)・・・大型降雨実験や大型耐震実験などを体験する。また、世界最大級のプラネタリウムやJAXA施設、再生医療・手のひら発電のような先端技術を見学する他、物質と半物質、宇宙の成り立ちなどに関する最先端の研究に関する講義を一線の科学者から受けることも出来る。

・水資源から考える生物との共生(水と私たちの暮らし)・・・多面的なアプローチで「水」をテーマに人間の社会生活を振り返る。まず生態系そのものの現状をフライフィッシングを通じて実体験する。さらに、生命を育む川の仕組みに関する講義を受けたのち、横浜の水源である道志川流域で水源涵養林の間伐作業に参加する。

・福祉の現場を訪ねて(真のバリアフリー)・・・福祉施設を訪ね、農場における共同作業や、収穫物販売などの職員体験を通して、障害を持った人々との交流を行う。また、現場職員の方々との懇談等を通じて、昨今の福祉行政の問題についても考察する。

〇進路指導について

本校のすべての教育活動は、「建学の精神」でうたわれている「カトリック的世界観にのっとり、人類普遍の価値を尊重する人格の形成、あわせて、高尚、かつ、有能なる社会の成員を育成する」ために、これを具現化することを目標として行われています。しかし、人格の形成というのは、もちろん中学・高校六ヶ年の中等教育だけで成就するものではなく、一生かかって追い求めるべきものです。また、知育・徳育・体育すべての教育活動が関わってきます。以上のような見地に立って本校の教育活動は実践されていますが、進路指導は主に学習指導という観点から、生徒が高い学識を身につけ、一人ひとりの個性や目標、関心に適った上級の学府で引き続き学問研究に勉めることによって、さらなる自己研鑚ができるように援助しています。

具体的には、中学・高校の六年間を二年ずつの三期に分け、中学一年・二年を前期教育課程、中学三年・高校一年を中期教育課程、そして高校二年・三年を後期教育課程ととらえ、それぞれの段階に応じた教育を行っています。

まず、前期課程は本校の学習指導の導入期と位置づけ、小学校の勉強から中学校の学習活動への脱却を図ります。論理的思考力を涵養する中で、うまく波に乗れずに学習進度の遅れがちな生徒に対しては補習などを通して手厚くフォローし、伸びようとする力を援助します。

中期課程は本校の学習指導の発展期と位置づけ、生徒一人ひとりの適性や可能性を見いだすための援助をします。「進路適性検査」、社会の第一線で活躍する「卒業生の話を聞く会」、「聖光塾」などのプログラム、および担任との面談等を通じて、自分の個性や適性を考えるように指導しています。

後期課程は本校の学習指導の完成期と位置づけ、自己の適性に従って文科系コースと理科系コースとに分かれます。英語を中心に、文科系には理科系よりも国語や地理・公民の時間を多く設け、逆に理科系には文科系よりも数学や理科の時間を多く設けて、より適性にあったカリキュラムを組んでいます。そのためには何より授業の充実を第一に考え、それを補完する意味で適宜模擬試験などを導入しながら現在の到達度を確認し、生徒一人ひとりが志望する進路に進めるように援助しています。

 

〇生徒会活動・部活動

生徒会活動について

聖光学院の生徒会には七つの委員会(代表・SVC・環境・風紀・広報・クラブ・監査)があり、選挙で選ばれた委員長を中心に積極的に活動しています。聖光祭・体育祭の企画運営、クラブ予算の分配などから学校生活の諸問題解決まで、生徒が自主的に取り組んでいます。教員はあくまでもサポート役です。  
なかでも、SVC(聖光ボランティアセンター)は「聖光生は必ず一回はボランティアをやってみよう。」という方針のもとに始まった委員会で、ボランティア活動の企画・情報の提供から実際の行動まで幅広く活動しています。今日ではボランティアという特別な意識ではなく、聖光生の日常生活の一部となっています。また、ロータリークラブを通じたボランティア活動である「インターアクト」にも参加し、他校と共同で活動も行っています。  
生徒会執行部は、長年、生徒協議会(生徒会の連合団体)の幹事校として生徒会間の交流会を運営したり、湘南海岸・多摩川の共同ボランティア清掃などを行う対外的な分野でも活躍し、社会とのつながりも大切にしています。

部活動について

1.目標     
・健全な趣味、特技や豊かな情操を育て、積極的に余暇を活用する態度を養う     
・心身を鍛練し、個性を伸ばすとともに、集団生活を通じてのチームワークを育て、友情を深める。     
・自発的、自治的な活動を通じ、自己管理力、積極的な行動力を養う。     
・教員と生徒との接触を通じ、社会に通じる望ましい人間関係を体得する。  

2.所属
@原則として、中・高を通じ同一の部に所属して活動を続けるものとする。
A中1・中2は、全員いずれかの部に所属しなければならない。
B中3からは、所定の手続きにより、兼部や無所属が可能となる。
C転部手続きは、4月中を原則とする。ただし本人が希望をし、顧問・担任がやむを得ない事由ありと判断した場合には、いつでも転部することができる。

3.活動日
@活動は原則として放課後行うものとする。
A早朝練習は、公式試合の1週間前から実施することができる。なお、ほかの期間に早朝練習の申し出があった場合、校長は各部の実情を勘案し、これを認めることがある。
B定期試験前の活動停止期間は、中間試験5日、期末試験1週間をする。ただし、試験期間中及びその直後に試合がある場合は、上記の停止期間中の活動を認めることがある。
・活動時間 平 日 ・・・ 3:30 〜 5:15、  土曜日 ・・・ 1:30 〜 5:15、  休暇中 ・・・ 8:00 〜 4:00

 

Q&A  (説明会資料から)

◆入学試験について 

Q:一回目・二回目に同時に出願するメリットはあるのか?    
A:併願したことによって、合否が大きく左右されることはありません。しかし、両日とも受験するということは、本校を第一志望として熱望していると理解して、配慮する場合もあります。

Q:教科ごとに足切りはあるのか?
A:入学試験の合否は4教科の総合点で評価します。合否のボーダーラインになった時、得点が極端に低い科目があり、総合点が同点の生徒がいた場合のみ考慮しています。

Q:通学範囲の制限は?
A:居住地の制限はありません。かなり遠距離からでも本校への入学を希望する方が増加しているのが現状です。 しかし、子供達の体力や時間および気持ちの上でのゆとりを考えますと、通学時間90分程度までが望ましいと考えています。在校生では5割が横浜市内、2割の生徒が神奈川県外から通学しています。

Q:補欠や繰り上がりはあるのか?どのようなやり方か?
A:繰り上げ合格がある場合は、直接保護者に電話連絡します。繰り上げ合格であっても入学金等、正規の合格者と全く同じ扱いをします。繰り上げの人数に関しては、非公開となっていますので、ご了承下さい。

Q:国語の漢字はどのような採点基準か。他の科目ではどうか?
A:国語の漢字書取では、“トメ”“ハネ”等を必要以上にチェックすることはしませんが、正確に覚えることが大事です。また記述問題の解答中に書かれた漢字の間違いは減点対象となります。他の科目でも、通常漢字で書くべき単語をひらがなで記入した場合も減点となる場合があります。

 

◆授業・大学進学について

Q:面倒見がよいと良く聞くが、どのような指導をしているのか?
A:生徒の立場に立っての、ていねいな指導を心がけています。教員手作りのテキストを使用し、授業に独自の工夫としたり、生徒の納得がいくまで質問に答えたり、あるいは個人的に課題の添削指導をしたりすることにより、着実に学力が上昇していくよう配慮しています。 さらに、中高一貫校の利点を活かして、先取り授業も実施していますので、主要科目は中3の段階で高校分野に入り、高3の1学期中に学習範囲を終わらせるというスケジュールです。 その他、学年のニーズによっては、長期休暇中などに希望者を対象とした特別講座が開講されることもあり、高3では志望に合わせ、論述や小論文、センター試験等その時期に応じて対策をとっています。

Q:力不足の子供への対処法はどのようなものか?
A:成績不振者指導には万全の体制を敷いています。定期試験の成績が振るわなかった生徒に対しては、放課後や長期休暇を利用して補習を行っています。対象となる生徒は各学年15名前後です。補習以外にも成績不振者は課題ノートの提出なども課せられます。子供達の成績の分布が二極分化にならないよう、常に心がけています。

Q:授業をしっかり受けた場合、どのあたりの大学を合格ターゲットとできるのか?
A:授業を中心とした学習(予習・復習を含め)を地道に続けていくことで、国公立では東大、東工大、一橋大、私立では早稲田、慶應レベルの大学進学が可能です。

Q:大学受験の合格実績をあげるための措置は何か考えているか?
A:進学指導では、生徒の将来の職業観・特性を引き出す指導を心がけています。具体的には、卒業生による講演会、面談、進路を考えさせる資料の作成、大学予備校との連携、模擬試験、小論文対策、正規の授業以外の特別講習等を実施しています。 また高校2年で文理別のコースに別れる際に習熟度別クラス編成となります。この制度の目的は生徒を成績面だけで評価することではなく、大学進学に向けてより細やかな学習指導を行うことにあり、生徒のやる気を引き出す効果を上げています。

Q:塾や予備校に通っている生徒はどのくらいいるのか?
A:学校のカリキュラムをこなすことで、希望の大学に進学できる学力を身につけることが充分可能です。塾や予備校に通う必要がないというのは、本校の特色の一つでもあります。中学の段階で塾へ通っている生徒はごく少数ですし、むしろ塾に通うことで学校との両立ができず、伸び悩む生徒もいます。高校後半になって、不得意教科だけを予備校で勉強したり、志望校に特化した対策目的などで夏期講習のみ参加する生徒がいる程度です。

Q:理系志望者にはどのような指導をしているのか?
A:重点科目が異なりますので、時間割編成に違いがあります。理系大学・学部にも多数合格者を出していますが、文系・理系ともに指導目標は変わりません。教材もほとんど同一のものを使用し、取り立てて偏った指導はしていません。また、受験科目の多い医学部を目指す生徒が多いと言われていますが、どの教科も真面目に勉強を続けてきた結果の現れです。

 

◆学校生活について

Q:中高一貫教育のメリットは?
A:
@学習内容の面からは、繰り返しや重複を省いた効率的な指導が行えます。中学3年から高校の内容に入り、高3では自分の進路に合わせた学習を集中的に行うことが可能になります。
A思春期の6年間を通じて、聖光独自のキリスト教に基づく教育理念が自然に浸透し、豊かな人間形成に役立っています。
B高校受験に追われないですむので、中学時代をのびのびと過ごせます。
C学校行事、課外活動も、中高を通して何度も経験することにより、生徒の自主的組織形成に重要な役割を果たしています。
D6年を通して培われた友人関係は、卒業後も強い絆となっています。

Q:クラブ活動は活発か?
A:現在、スポーツ系 14、文科系 14の部があります。最近は運動部の加入率が7〜8割と高く、どちらかというと文科系より活発に活動しています。クラブ活動でおもいきり体を動かして汗を流したり、全てを忘れて何かに熱中できることは、学校生活をより楽しく有意義に送ることにつながりますので、学校としても健全な人格を形成がめざせる課外活動を奨励しています。

Q:勉強との両立についてどのような措置を考えているのか?
A:確かに学習と部活動の両立は大変かもしれませんが、自分の学習生活のスケジュールや体力に併せて適切なクラブ活動を行うことは、心身に適度な緊張感や刺激を与え、生活にリズムができ、時間を有効に活用できるようになります。本校では部の活動日は、平均週3回ですし、限度を越えた練習もしていませんので、勉学の妨げになることはありません。クラブ活動に打ち込む生徒には、成績優秀者も多く見られます。

Q:いじめや不登校はあるか?どのような対処をしているか?
A:いじめに類したことは皆無ではありませんが、悪質なものはありません。いじめのような兆候が出始めたときは、クラス担任が生徒と話し合って解決をします。日頃より、人間の尊厳を傷つける行為については、決して許されないということを理解させる指導を行っています。 不登校の原因は、日常生活上の問題や、生徒の気持ちの面での悩みなど様々ですが、生徒と保護者と相談して、原因を探り、不登校をなくすようにしています。また学校カウンセラーとも相談して、本人が登校できるまで静観する場合もあります。その場合、本人の希望や状況によっては、登校日数が足りなくても、中学を卒業することができます。

 

【説明会(22.10.8) 配布資料から】

 



学校トピック

聖光学院中学校 トピック

  • 土曜日の3・4時間目は「洗濯芸術講座」 (2年次)
  • 高2から文系・理系の進路別クラスに分かれる。 国公立大受験生クラスもある。
  • 全館冷房完備
  • 土曜日は4時間授業
  • クラブ数は約30。 1・2年生は全員参加
  • 指定校推薦: 早稲田大5、慶応大2、上智大1 など
  • 昼食はお弁当持参。 食堂利用可。

代表的な行事・修学旅行

・文化祭

・体育祭

・夏季キャンプ

・スキー教室

・芸術鑑賞会

・百人一首カルタ大会

・クリスマス

・古都研修旅行・・・京都・奈良3泊4日


 

中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 > 聖光学院中学校