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こうべじょがくいん ちゅうがくぶ

神戸女学院中学部

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神戸女学院中学部の基本情報

  • 住所: 〒662-8505  兵庫県西宮市岡田山4-1
  • TEL: 0798-51-8570
  • アクセス: 阪急今津線「門戸厄神駅」より徒歩15分
  • 生徒数: 約430名   教員数: 41名
  • HP: http://www.kobejogakuin-h.ed.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 368,200円
入学金 400,000円
諸経費 342,000円
初年度必要金額 約1,110,200円



最新情報

・入試結果  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
国際化した現代社会において、英語力を身につけることの重要性はますます高まっています。そんな中、神戸女子学院中学部・高等部では 60年以上も前からオールラウンドなコミュニケーション能力を身につけるための英語教育を実践してきました。特に中学部では、長年本校で英語教育に尽力された Ms.Angie Crew による Crew Method で基礎を固めます。  1年生の授業では、先生の発音をまねることから学習が始まります。その後独自のシラバスにそって、プリントや発音カードを用い、繰り返し復習そながらすすめていきます。文法項目は、文章の中で提示され、指導要領を超えた内容も含んでいます。3年間を通じて授業中は原則として日本語を使用しません。これによってlistening力が養われるのはもちろん、歌やゲーム、物語の劇化、暗唱など生徒の積極的な参加を促す学習方法もとりいれ、臆せず英語を話す態度と能力を育みます。また、native speakerの教師から文化的な背景や生きた英語を学ぶことで、異文化への関心が高められます。  中学卒業時には、日常せいかつにおいて英語の listening,speaking,reading,writing,の4つの技能を駆使して意思疎通ができることを目標をしています。

 

■募集
・中学募集: 約135名
 ※試験: 国語、算数、社会、理科、体育実技
 ※面接なし   調査書必要

・高校募集: なし
・内部進学: ほぼ全員が進学

 

■併設学校
神戸女学院高等学部、 神戸女学院大学


併設高校の大学合格実績 上位校

非公表

※殆どが大学進学している模様




 

 

 




理念・教育の特長

教育方針

世界レベルの人間として成長するために、自由の本当の意味を学び、自立した知性を深める。
神戸女学院は「愛神愛隣」の精神を基盤とした宗教教育がその特長です。本学院は全人教育をめざし、知識偏重に陥ることなく、個性を重んじて、自由を尊び、民主的な自立心を養い、社会に奉仕する教養豊かなキリスト教精神を実践する女性の育成を教育の基本としています。

 

○永久標語
愛神愛隣
「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」
これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。
「隣人を自分のように愛しなさい。」
-マタイによる福音書第22章37節〜39節- キリスト教精神の真髄ともいえる聖書のことば(マタイによる福音書第22章37節〜39節)が、 神戸女学院の永久標語「愛神愛隣」の原点となっています。

 


沿 革

1873年(明治 6年) 切支丹禁令が解かれて間もなく、米国伝道会(American Board)から派遣された女性宣教師エライザ・タルカット(E.Talcott)とジュリア・ダッドレー(J.Dudley)が来日。グリーン(D.G.Greene)ら神戸の宣教師団の支援のもと、神戸花隈に私塾を開校。
1875年(明治 8年) 山本通5丁目に「女学校(Girls'School)〈通称“神戸ホーム”〉」を設立。これが神戸女学院の始まりで、その後、第2代クラークソン校長が校名を「神戸英和女学校」と改め、和洋両面の教育を行った。
1891年(明治24年) 第3代ブラウン校長は、最高の女子教育をめざして、高等科3年の課程を設けた。
1894年(明治27年) 「神戸女学院」と改称した。
1899年(明治32年) 日清戦争時には宗教教育を禁止する法令が出されたが、第4代ソール院長は最後までキリスト教教育の精神を堅持し、一層教育内容を充実させた。
1933年(昭和8年) 第5代デフォレスト院長は同窓会と神戸カレッジ・コーポレーションの助けによって、現在の岡田山に神戸女学院を移転した。戦争中は、宗教教育の困難な時代が続いたが、第6代畠中博院長がキリスト教教育の伝統を死守し、時代の試練に耐えた。
1947年(昭和22年) 学制改革によって新制中学部設立認可。
1948年(昭和23年) 学制改革によって新制高等学部、新制大学設立認可。
1955年(昭和30年) 創立80周年記念事業として、寄宿舎(南寮)新設。中高部校舎2号館、図書館の増築、プールを新設。
1964年(昭和39年) 新体育館、視聴覚センター(現コムセンター)を新設。
1973年(昭和48年) 中高部校舎3号館を新設。
1979年(昭和54年) 創立100周年記念事業の一環として、タルカット記念館を新設。
1997年(平成 9年) 阪神・淡路大震災で被災した中高部校舎3号館にかわって、アンジー・クルー記念館を新設。
2002年(平成14年) アンジー・クルー記念館にコンピュータ教室及び普通教室を増築。
2004年(平成16年) 中学部4クラス化を実施。

 


教育の特色 

○教育について

◆中高一貫教育
−6年間を総合的にとらえた、ゆとりの教育−
中学・高校の6年間を総合的な視野でとらえた、ゆとりある教育プログラムを用意しています。その時々に必要な学力を着実に身に着け、発展的に能力を伸ばせるのが神戸女学院の「中高一貫教育」です。また、学習はもちろん、各学校行事や自治会活動なども生徒が主催するなど、一人ひとりが自らの成長と成果をじっくりと見つめることができます。

 

◆神戸女学院大学との連携
−大学・大学院まで、より高度な学びを求めて−
キリスト教精神に基づく真理の探究を通じて、国際社会や地域社会に貢献できる知識と人格を兼ね備えた女性の育成をめざしているのが、神戸女学院大学及び大学院です。女子教育の先駆的な役割を果たしてきた、この神戸女学院大学への「内部推薦制度」も整えています。中高一貫教育で培った知識を発展させ、より高度で全人的な教育の機会を得ることができます。

 

◆礼拝
−礼拝から始まる一日、それは神戸女学院の教育の原点−
中学部・高等学部の一日は、礼拝から始まります。それは、創立以来絶えることのなく続けられてきた本学院の教育の源です。聖書の理念に基づき、「愛神愛隣」に根ざす日々の営みが、礼拝、宗教行事、祈祷会等を通し、より深く培われていくことを願っています。また、建学の理念であるキリスト教精神に基づき、土曜日を休日とする週5日制を実施、日曜日の教会出席を奨励しています。

 

◆自由な校風
−自由を尊重し、個性と自立を育む伝統−
自治会活動及び各行事の企画・運営は生徒自らの手により行われ、自立できる人格の形成につながります。また有志行事としてのボランティア活動によって、公正な社会的な視点を養うことができます。創立以来制服の制度はありません。自由な校風の中で、生徒自らが中学生・高校生として、品位ある服装を整え、個性を養うことを期待しています。

 

◆全人的教育
−優れた語学力と豊かな知性を養う、独自のカリキュラム−
バランスのとれた成長のために、問題発見、解決能力の育成をめざす「探究」やCrew Methodによる英語教育など、独自の学習カリキュラムを導入し、知識獲得に偏らない全人的な教育を実践しています。

 

◆海外研修・留学制度
−自らの可能性と成果を試す、多彩な国際交流−
国際社会への貢献をめざし、広い視野と豊かな教養、知性をベースとした実践的な語学力の養成を重視しています。さらに、各種の留学制度やホームステイを含む海外研修旅行を実施し、時代に合った国際感覚の獲得をめざしています。

 

 


○教育内容

◆オールラウンドな英語教育を実践
−英語で心が通じ合えるまでをめざして−
国際化した現代社会において、英語力を身につけることの重要性はますます高まっています。そんな中、神戸女学院中学部・高等学部では60年以上も前からオールラウンドなコミュニケーション能力を身につけるための英語教育を実践してきました。特に中学部では、長年本校で英語教育に尽力されたMs. Angie CrewによるCrew Methodで基礎を固めます。 1年生の授業では、週6時間のうち、3時間がnative speakerの教師と日本人教師のペアティーチングで進められ、4月にはまず英語を聴いて動作をしたり、先生の発音をまねることから学習が始まります。その後独自のシラバスにそって、プリントや発音カードを用い、繰り返し復習しながらすすめていきます。文法項目は、文章の中で提示され、指導要領を超えた内容も含んでいます。3年間を通じて授業中は原則として日本語を使用しません。これによってlistening力が養われるのはもちろん、歌やゲーム、物語の劇化、暗唱など生徒の積極的な参加を促す学習方法をとりいれ、臆せず英語を話す態度と能力を育みます。またnative speakerの教師から文化的な背景や生きた英語を学ぶことで、異文化への関心が高められます。
中学部卒業時には、日常生活において英語のlistening, speaking, reading, writingの4つの技能を駆使して意思疎通ができることを目標としています。

 

◆豊かな自然環境は心を育みます。
−神戸女学院だからこそ体験できる豊富な野外学習−
岡田山の恵まれた立地環境を生かした、多彩な野外学習も本学院の特色です。四季の変化に富む森林環境、そこに生息する動植物にふれ合うことで、自然についての知識と感性を深めます。

 

◆愛神愛隣」を心に。
−キリスト教精神を深く理解し、日常生活で実践する−
聖書の授業では、キリスト教の基礎知識を学習し、教えを学んでいきます。キリスト教の精神を正しく理解して自分の心を養い、日常生活に役立てることが最も大切だからです。

 

◆デイキャンプ
新入生がオリエンテーリングなどを楽しむなかでリーダーやクラスの人と親しみ、2日間の集団生活を通して神戸女学院生活への導きをします。また、礼拝など中学部・高等学部生活の基本を学ぶ機会ともなります。

 

 

 


○その他の特色

◆ボランティア活動
隣人を愛する精神を行動に移し、社会に関わることを学ぶ。
・施設訪問(4月)
大阪水上隣保館−児童養護施設遥学園(大阪府島本町)を訪問し、施設のこどもたちと一緒に食事したり遊んだりして時を過ごすと同時に、施設の方のお話を聞き、こどもたちを取り巻く問題について学び考えます。

・釜ケ崎の炊出し(7月、12月)
中学部・高等学部自治会は、年2回「米の日週間」を実施し、全校生から集めたお米を釜ケ崎に運んで、現地のいこい食堂の炊出しに協力します。また、いこい食堂の方のお話を聞き、視野を広げます。

・クリスマス・プレゼント
施設のこどもたちに毎年、生徒たちから集めたクリスマス・プレゼントを贈っています。

・その他の活動
以上の行事のほかにも、不定期に、各地で起こった震災・飢饉などに対して援助の募金を行ったり、ユニセフの募金に協力したりしています。また、国立ハンセン病療養所である長島愛生園(岡山県瀬戸内市)を訪問したり、フォスタープラン(発展途上国のこどもの里親制度)に協力する学年があるなど、常に広く社会に目を向け、自分たちにできることを見つけて、積極的に関わる姿勢を大切にしています。

◆海外研修・留学
生きた英語と異文化に触れる体験が豊かな感受性と幅広い視野を養う。
・研修旅行
研修旅行は、学んだ英語の成果を発揮し、生きた英会話を体験する学習をするチャンスでもあります。また、外国生活で学ぶマナーや文化を知ることは、幅広い人間関係を形成する上で、たいへん有意義なことといえます。

・訪米研修旅行
長く交流していますミネソタ州ヘンリーシブリ−校と、訪問時期などに関して目下調整中です。 そのため2009年度夏は、特別にJTBを通じてカナダトロントの語学研修期間CISSのプログラムで18日間の研修を実施します。その後については、未定です。 ・訪豪研修旅行

■姉妹校Methodist Ladies' College■
本校は、西オーストラリア州パース近郊の由緒ある女子高等学校Methodist Ladie's College(MLC)と姉妹校として提携し、交換留学制度や隔年に双方の生徒が訪問し合うことで、国際理解と親善を深めています。

■ホームステイで知るオーストラリア■
夏休み中、約1週間の観光と約2週間ホームステイをしながら姉妹校MLCに通学するものです。現地のホストファミリーやMLCの友人たちとの交流を深め、異なる国の文化や生活習慣にふれることで、国際的視野を広めます。

・留学制度
本校では「公認留学制度」を設け、一定の条件のもとで外国の高等学校に1年間の留学を認めています。これは、本学独自の姉妹校プログラムに加え、AFS、YFU、EFなどの一般の機関の高校生のためのプログラムに対しても広く適用されています。この留学制度を活用することにより、帰国後の審査を経て単位認定され、通常の進級扱いを受けることができます。

・海外からの留学生の受け入れ
本学院は、海外からの長期留学生受け入れに積極的に取組んでおり、姉妹校MLCからのほかAFS、YFUなどの機関を通して世界各国からの留学生を迎え入れて、国際親善に努めています。また、KCCやMLCを通じての短期訪日旅行団も受け入れており、その際には、在校生の家庭にホストファミリーをしていただいて、交流をはかっています。

 

 

特徴

中学高校の6年間のカリキュラムは、文科省指導要領に則り、単位の読み替えはせず、総合的な視野で捉えた中高一貫教育のプログラムが基本であります。ここでは確実で高い学力を着ける授業をなしています。また一方、本校の特色をして、独自のオールラウンドなコミュニケーション能力を身につけるCrew.Methodの英語教育と、生徒各自が自分で課題を発見し1年間探求し発表する「探求」の授業、それと戦争中も止めず続けた聖書の授業をしています。また創立以来続けている毎朝の礼拝の時間があります。1日で一番良い時間に、落ち着いた荘厳な講堂で全校生徒と教員が一同に会し、静寂の時を共有しています。卒業生達が口を揃えて一番懐かしく貴重な時間だったと言います。これらに年間多彩な行事を加えて、全人的教育のカリキュラムを有しており、「いわゆる有名進学校になる」ことを教育目標をしておらず、正しく生きる力を養うことを目標としています。


教科の特長

 


社会・地理歴史・公民

教育目標は学習指導要領に沿い、本学院の教育理念を実現することです。そのため、様々な教材を通して多面的な知識と批判力を養いたいと考えています。高等学部では10名からの特別講義を含む少人数の選択授業を多くしているのもそのためです。

 

 

数 学

中学部は東京書籍の「新しい数学1、2、3」、高等学部は数研出版の「数学T、U、V、A、B、C」を教科書に使用し、基礎的なことからその応用までを学習する。中学2年の途中から高校の内容に入ります。


理 科

理科各科目の学習を通じて、自然界の多様な現象を理解し、説明できる力を養う。 高等学部では、1年で化学T、理科総合Bを学び、2年、3年で必修選択、自由選択として、物理T、生物T、地学T、また物理U、化学U、生物U、地学U を学ぶ。なお、中学部での化学分野は、1年〜3年の3年間で行う。また総合理科Bの内容は、中学部・高等学部に適宜分けて学習する。

 


英 語

中学部1年生(J1)1学期の英語は、ネイティブスピーカーと日本人のペアティーチングによる英語の命令文を聞いて実際に動作をするTotal Physical Response と、発音指導からはじまります。 一つ一つの音を学び、それをなめらかにつないで、言葉、文を正確に発音する練習をくりかえします。新しい文を日本語で説明することはなく、いろいろな疑問文に答えたり、疑問文を作ったりしているうちに、英語の文の構造が身についていきます。
・ネイティブスピーカーと日本人教員によるペアティーチング。
・少人数制クラス編成導入
・授業はすべて英語



学校トピック

神戸女学院中学部 トピック

  • 教室は全室冷暖房完備
  • 緑あふれる自然環境
  • 学校カウンセラーが常駐
  • 豊かな自然、美しい校舎での愛神愛隣の教育
  • 完全週5日制
  • 制服なし

代表的な行事・修学旅行

愛校バザー

クリスマス燭火賛美礼拝など


学校からのメッセージ

緑豊かな広大な自然、ヴォーリズ氏設計の伝統あるスペイン風校舎群。 毎日、朝一番に全校生徒が講堂に会し持たれる礼拝の一時。
この環境の中で、キリスト教教育、英語教育、生徒達の自由と自治の活動。これらが私達、教職員生徒達の自慢です
。これは創立以来134年、継承されています。多くの学校行事が生徒の企画実行運営でなされ、特に体育祭、文化祭は、確かな青春の輝きが感じられる素晴らしいものです。

 

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