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どうししゃ ちゅうがっこう

同志社中学校

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同志社中学校の基本情報

  • 住所: 〒602-8580 京都市上京区烏丸通今出川上ル岡松町246
  • TEL: 075-251-4353
  • アクセス: 地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩2分、市バス「烏丸今出川」下車
  • 生徒数: 約870名   教員数: 70名
  • HP: http://www.jhs.doshisha.ac.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 708,000円
入学金 120,000円
諸経費 170,900円
初年度必要金額 約998,900円



最新情報

・志願者数と入試当日の様子  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・ 18人のハーフサイズクラスで、英語を基礎から徹底。聞きとり、発音、音読、暗唱を重視した教育。
・ ネイティブの先生による授業は全学年で週1時間実施、発音と会話の練習を充実させています。
・ 米国カリフォルニア州の私立ヌエバスクールと毎年交換ホームステイを実施。英語暗唱大会、英語暗唱弁論大会も積極的に行っており、実用英語技能検定も優良団体賞を受賞しています。

 

■募集
・中学募集: 約240名
 ※筆記試験: 3科目、4科目の選択制   2010年度入試から変更されました。以前は4科目のみ

・高校募集: 約80名
 ※中学校からの内進生とは “混合クラス編成”

・内部進学: 同志社高校へは無試験での推薦制度あり

 

■併設学校
同志社小学校、 同志社高等学校、 同志社大学


併設高校の大学合格実績 上位校

同志社大(併設大)、立命館大、同志社女子大、京都薬科大、京都大、神戸大、大阪大、慶応大、中央大、大阪府立大 など

 ※殆どが併設大学に進学




 

 

 




理念・教育の特長

教育目標

本校の教育目標
一、キリスト教主義教育を基本として、調和のとれた豊かな人間性を育てる。
二、基礎学力をすべての生徒に身につけさせる。
三、思考力と創造力のある学力を身につけさせる。
四、自主性を育成し、自治活動を育てる。
五、国際性豊かな人間を育てる。

 


沿 革

同志社は、1875(明治8)年、新島襄によって創立された、わが国有数のキリスト教主義の学園です。
創立当時の生徒数はわずか8名でしたが、いまは同志社大学、同志社女子大学のほか、4つの高等学校、4つの中学校と1つの幼稚園を含む大きい総合学園となり、 生生徒の数は3万3千名、専任教職員は1300名を超えています。また25万名をこえる卒業生は現在、経済・政治・宗教・教育・社会事業など多彩な方面にわたって社会のために活動しています。

・新島襄
同志社の創立者新島襄(1843-90)は、1843(天保14)年、安中藩の江戸詰め下級武士の長男として生まれました。彼は国家の改革者、日本の近代化の先導者にならんとして、21歳のとき、国禁を犯してアメリカに渡航。現在も全米有数の大学のひとつであるアーモスト大学に学び、日本人として初の理学士の称号を得ました。その後、新島は岩倉具視の率いる岩倉使節団の通訳として1年余アメリカ、ヨーロッパ8カ国の教育制度の調査や視察を行いました。既に8 年近く米欧で生活した彼が、そこで得た結論は、欧米文明をつくり、支えているものは、キリスト教信仰を持ち、デモクラシーを体得した独立自尊の人間であること。従ってこのような人間を日本で教育することができるならば、日本を近代化することが可能になると確信したのです。1874(明治7)年、帰国した新島は日本の近代化のリーダーとなる人物の育成をめざし1875(明治8)年11月、京都の地に同志社英学校を設立。キリスト教主義に基づく全人教育を通して、知・徳・体の調和のとれたトータルな人間の育成に努めました。さらに新島は、彼の母校アーモスト大学をモデルに欧米の伝統的な総合大学の創設をめざして、私立同志社大学の設立のために東奔西走します。しかし、大学設立を目前にし志半ばにして倒れました。47歳の若さでした。

 


教育の特色 

○教育の特色

◆「キリスト教主義」
本校徳育の基本はキリスト教主義にあります。1日の始まりには礼拝があります。中学では「聖書」、高校では「キリスト教」を6年間通して学びます。その中で子ども達が聖書の言葉を通して考え、良心を育て、自らの責任と判断で行動出来ることを目指しています。

 

◆「知・徳・体の調和」
人が育つにはたくさんの知識を学ぶことはもちろん大切です。しかし、愛の精神に満ちた徳がなければ、学んだ知識をどう生かせば良いのでしょう。また、体は子ども達の心を支えるものとしてこの時期に育てなければなりません。私たちが各学年でのキャンプを計画し、体育祭・学園祭を実施し、30に近いクラブ活動を支えるのは、これらの活動を通して知・徳・体の調和のとれた人格の形成を図るためです。実際の場面で良心を運用できる、地の塩として働く人を育てたいと考えます。

 

◆「推薦制度と多様な進路」
同志社は大学・女子大学を持つ総合学園です。中学校に入学した生徒には通常の学習を修めて高等学校に無試験推薦の道が開かれているのはもちろん、高等学校からも同志社大学・女子大学への推薦の道が開かれています。本校卒業生のほとんどは同志社高等学校に進んでいます。また、80%の高等学校卒業生は同志社大学に進学していきます。一方、約20%の卒業生は医学・理学など同志社大学にない学部・学科を求め、あるいはさらに専門を考えた進路を選んで、北は北海道から南は沖縄まで国公私立諸大学に進学しています。

 

◆「教科教育」
新指導要領の実施により、学習内容の削減が一律になされているようですが、本校はカリキュラム自主編成の長い歴史を持っています。各教科が自主教材を作成し、副読本を設定して教科書を補う豊富な教材を準備しています。英語は、すべて英語で書かれた独自の教科書を使っています。本校は英語にもっとも多くの時間を割き、さらに、各学年に英語半数クラスを取り入れ(1年は全時間)ています。各学年にネイテイヴの教員による指導を組み込んで、生きた英語の授業ができるよう配慮しています。

 

◆「自由・自治・自立の精神」
同志社の精神は「真理はあなたたちを自由にする」という聖書の言葉に象徴されています。私たちが求めているのは聖書の教える人間の真理であり、また私たちが学ぶことで手にする真理です。そのことで捕らわれた心を解放し、自由に創造的に振る舞える自分を獲得するということです。この精神は学校生活全体にあふれていますが、とくに生徒の自治は生徒会を中心として、学園祭を創り、体育祭を支えるなど活発に行われています。

 

◆「諸活動」
様々な学校行事を豊富に用意しているのが本校の特徴です。宿泊行事として、各学年に「キャンプ」を用意しています。1年は4月に「オリエンテーション・キャンプ」(1泊2日)、7月に「由良(海の)キャンプ」(2泊3日)、2年は7月から8月上旬にかけての「唐松岳登山キャンプ」(3泊4日)、3年は12月に、「志賀高原スキーキャンプ」(4泊5日)または「沖縄研修旅行」(3泊4日)。体を鍛え、自然に親しんで、人間関係の新しい側面を開く経験も積んでいきます。

 


○教育について

同志社の「全人教育」とは
自由から創造へと向かう、豊かな人間性の養成。
大学へと続く中高一貫教育。対話とふれあいを生む、充実した少人数授業。
そして、同志社ならではといえる自由な校風のもとで行われる、ほんものにふれる実証的な学習と多彩な行事。
同志社中学校は、考える力、感じる力、表現する力を徹底して養うことで、生徒一人ひとりの心を解き放ち、その知性と個性を存分に伸ばしていく「全人教育」を実施しています。

◆「良心を手腕に運用する人物」を育成する。
本校では創立者・新島襄の精神を受け継ぎ「良心を手腕に運用する人物の育成」を教育理念として掲げ、知育とともに精神を豊かに育む「徳育」を重んじています。それは徳性を磨き、品性を高め、生きる力を養う教育です。キリスト教主義に基づき、日々の礼拝や宗教行事で、自分を知り、他者を理解し尊重する心を育てています。豊かな知性と教養を身につけ、平和と共生をめざす人格を養います。いつの時代も真に求められる人間は、「知」と「徳」の調和がとれた人物だと考えているからです。

 

◆生徒と先生の信頼の絆を結ぶ、少人数制教育。
同志社中学校の1クラスは、教師や担任の目と心が行き届く36名の少人数編成。さらに英語の授業は18名のハーフサイズクラスで実施します。また、個々の生徒に対しては、毎学期、各教科ごとの指導教員が評価コメントを付した成績通知表『学校生活の記録』とともに詳細な学力分析をした「評価カード」を作成、配布。学力が到達目標に達していない生徒には、全教科の指導教員によって、オリジナルのサポートメニューを構築します。その上で、きめ細かく学習方法のアドバイスや補習などをおこなうことで、生徒一人ひとりの学力向上に努めています。

 

◆ほんものに触れ、知的好奇心、探究心を育む。
感受性豊かな中学生の時期に「ほんもの」にふれる機会を多く持ち、感動的な体験や実感を心に刻んでいく。そうした経験は、その後の人生におけるかけがえのない財産になります。「カエルの解剖実習」などの理科の実習や実験、生きた英語の授業をはじめ、能、狂言鑑賞や「劇団四季」などの演劇鑑賞、京都会館での学園祭、北アルプスへの登山キャンプなどの行事で「ほんもの」を見聞きし、直接体験することで、物事の真理や本質を探ることの大切さを教えています。

 

◆本物の学力を身につけ、高・大レベルの領域まで。
各教科とも教育熱心な教員が創意工夫を凝らしたわかりやすい授業を展開しています。手作りの教材やフィールドワークなどもふんだんに用いて、変化と工夫のあるカリキュラムを展開。好奇心や探究心あふれる生徒に興味や関心を持たせ、意欲を湧かせる指導を心がけています。導入はわかりやすく、徐々にレベルを上げ、いつの間にか高校や大学で習う内容に進めていくことも少なくありません。

 

◆大学への推薦進学をはじめ、多彩な進路をサポート。
同志社は、大学・女子大学まである総合学園です。同志社中学校に入学した生徒には同志社高等学校に無試験で進学できる推薦制度があります。また高等学校から同志社大学・同志社女子大学への推薦進学の道が開かれています。高校や大学への進学が約束されたゆとりと安心感の中で伸びやかな学校生活を送ることができます。さらに同志社高等学校では、国公立大学をはじめとする多様な進路にも進めるように、2・3年生の多様な選択科目や土曜特別補講を設け、生徒の未来の可能性を広げています。

 

◆「自治」が育む自主性、協調性とリーダーシップ。
同志社中学校では、さまざまな学校行事を豊富に用意し、あらゆる場面において、自ら発見し、新たな世界を切り拓いていく力を伸ばします。特に、本校の建学精神にうたわれている「自由・自治・自立」をめざした生徒会活動では、クラス活動、クラブ活動、委員会活動はもとより、学園祭や体育祭など、さまざまな場面で生徒たち自身の手による組織作りを経験。自らが主体となって実践することで、知識や技術、能力を生かせる責任感、リーダーシップを養成しています。

 

◆図書館をはじめとした「創造的」な教育環境が充実。
約 50台のパソコンが設置された図書館をはじめ、理科の4つの特別教室、美術室、音楽室やLL教室、社会科教室など、同志社中学校の校内には、それぞれにユニークで興味深い教材や資料が豊富に揃った約20もの特別教室が設けられてきました。また、全校舎に設置されたLANを用いて各教科でも必要に応じてインターネットを使った授業を展開するなど、より創造的な活動を主眼に置いた教育を実施しています。

 

◆広く世界で活躍できる有用な人材を育成する。
アメリカで学んだ創立者・新島襄。世界に開かれた国際人の育成も本校の使命のひとつです。英語科のハーフサイズクラスの授業では、ネイティブの教員により、生きた英語の授業を行っています。また、独自の教材として、非暴力と平和のための活動で有名なマーティン・ルーサー・キング牧師などの著書をリーディング。語学力やコミュニケーション能力とともに、平和の大切さをしっかりと理解し、異文化や社会に対して柔軟で広い視野を備えた真の国際人の養成を図っています。

 


○その他の特色

◆生徒指導
生活指導面では、本校の教育方針をもとに生徒の自主自立を目指した 生活態度が育つことを目標として指導しています。
互いに認めあい、物を大切にし快適な学校生活を作ろう こ
の点を生徒一人一人が、心に刻んで、豊かな学校生活を過ごせるように 指導しています。 特に、「いじめ」・「人権」・「生命」に関わる行動・言動に関しては厳しい姿勢で指導にあたっています。

・指導にあたって
1.命を大切に
2.人権の尊重
3.社会のルールを守る
ということを基本ルールとしています。
日常の生活指導は、担任・担任会・教科担当者・クラブ顧問と緊密に連絡をとり、ともに指導にあたっています。特に生徒が問題を抱えているとき、悩んでいるとき等は、生徒と共により良い解決の方策を見つけだし、その中で生徒自身が成長していく手助けを行っています。また専門のカウンセラーによるカウンセリングや、さまざまな相談に対応しています。学校生活の規律」・「生徒の生活目標」の検討と、それらを守っていく姿勢について考えています。

 

◆生徒会活動
生徒会活動を通じて、リーダーの育成をめざしています
本校の建学の精神にうたわれている「自主・自立・自治」をめざして、生徒会活動を行っています。生徒会の委員会活動、クラス活動、クラブ活動などさまざまな場面で、生徒たち自身の手で組織を作り、ルールを考えそして生徒が自主的に実践できるようになることを目標にしています。

 

◆クラブ活動
好奇心が旺盛で何事にも積極的な同志社中学生は、複数のクラブに所属することもめずらしくありません。
多くの生徒が好きなことに打ち込みながら、学業や行事もきちんと両立しています。チャレンジ精神を養い、自己の可能性をしっかりと磨くとともに、先生や先輩・後輩との交流や関係づくりを通して、チームワークやリーダーシップなど、資質もしっかりと身につけていきます。

 

◆面白授業紹介
ほんものにふれる実証的な学習体験
本校では日常の授業においても多彩なカリキュラムが用意しています。特に理科の1年生の授業で毎年行われている「カエルの解剖」は、京都大学大学院生の協力のもとに実施されており、生徒たちはひとつの生命を犠牲にしながらも、科学を探究する核心にふれ、命の尊さを心と体で受け止めます。
数学科では、正八面体や正十二面体を実際に作って立体図形を学んだり、関数の授業ではコンピュータを活用しています。
技術科(木工)では、「ブリッジコンテスト」を行い、力学を計算し、断面図を描き、その設計図をもとに角材で模型の橋を作ります。 その他、感受性の豊かな中学生の時期にできるだけ「ほんもの」にふれる機会を設け、実証的な体験を重視したカリキュラムを実践しています。

 

特徴

創立者、新島襄の精神を受けつぎ、キリスト教主義のもと「良心を手腕に運用する人物」の育成を教育理念として掲げ、「徳育」を重んじています。日々の礼拝、宗教と行事あり。1クラス36名の少人数編成。カエルの解剖実習、能・狂言鑑賞や演劇鑑賞、北アルプスへの登山キャンプなど「ほんもん」にふれる機会を多くもちます。高校・大学への推薦進学の道が開かれており、安心・ゆとりの学校生活の中、確かな見通しをもって目標を定めることができ、建学の精神である「自由・自治・自立」を目指します。パソコン常設の図書館、特別教室の充実により、広い視野を培います。



学校トピック

同志社中学校 トピック

  • レンガ造りの校舎建築
  • 約20ある特別教室
  • 駅を降りるとすぐに校門があります
  • メニューが豊富なカフェテリアがあります
  • 図書館の蔵書数は35,000冊
  • コンピュータ教育が充実。自由にノートパソコンが使えます
  • 著名な卒業生: 江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞)、 千宗室(裏千家家元)、 立石義男(オムロン社長) 、 中坊公平(元弁護士)  など

代表的な行事・修学旅行

・毎年、学年ごとに実施されるキャンプ
 1年生春:オリエンテーションキャンプ、 1年生夏:丹後由良海のキャンプ
 2年生夏:北アルプス登山キャンプ、  3年生冬:スキー沖縄研修

・京都会館で行われる秋の学園祭

・冬の合唱祭 など

 

代表的な行事・修学旅行

バトミントン: 第60回私学総合体育大会準優勝 ほか

剣道部: 私学大会男子女子団体準優勝 ほか

テニス: 春季大会男子団体優勝・女子準優勝 ほか

陸上: ジュニアオリンピック京都選抜出場

バレーボール: 私学大会準優勝

 

 

学校からのメッセージ

同志社中学校は、この恵まれた環境の中で、精一杯自分をのばしたいと思っている人、将来は世のため、人のために貢献する人物になりたいと努力する人の入学を期待します。
入試問題は、皆さんが取り組みやすいように、毎年工夫しています。基礎を大切にして、広く興味や関心を持って勉強するように心がけて下さい。
皆さんの合格と入学を心よりお待ちしております。

 

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