中学受験わかばナビTOP > 高校入試 “学校選び”アドバイス 

 高校入試  “学校選び”アドバイス    【中学受験わかばナビ】


   高校入試  “学校選び”アドバイス

 

学校選びについて、ちょっとしたアドバイスをご紹介いたします。

中学入試 “学校選び”アドバイス はこちら

 

高校入試編

 情報収集力が大事 

公立高校入試は原則として2回受験のチャンスがあり、高校によって選抜の方法も多様化しています。また、私立でも地域によって選抜方法は異なりますし、学校によって対応も違います。
推薦入試でも、内申書や英検・漢検・数検、試験当日の適性検査など選抜基準はさまざまです。
ここ数年、制度上大きな変化があるため、毎年のように各校の基準や試験内容に公私を問わずさまざまな変化が見られます。

早いうちから志望校候補がどのような選抜をするのかを知り、合格に向けてその対策を立てることが重要です。
中学によっては、担任の先生のすすめに従って学校を選ぶ場合もありますが、埼玉や千葉では自己推薦が浸透してきている状況です。
高校入試に関する合同相談会で高校の先生と直接話せる機会も増えました。中学の先生を無視することはありませんが、自分の進路ですから、このような機会を利用して、直接いろいろと相談してみることをおすすめします。
特に、公立の場合、推薦入試や前期選抜等では学校によって選抜の方法が異なるところが増えました。また、学校について知る機会も増えていますので、積極的に足を運ぶべきです。受験対策になるばかりでなく、自己PRカードや自己推薦書で志望理由等を書くときにも大変役に立ちます。
また、私立の場合、公立高校が第一志望であっても推薦基準に達していれば合格の確約を出すケースがあります。複数の試験や検定の結果が必要な場合もあれば基準点に達する内申点さえあればよい場合もあります。
基準点を公表していない学校もありますが、ある程度の目安は教えてもらえるかもしれません。基準にたりてなくても、何か役立つアドバイスを聞ける可能性があります。

 

 

 志望校選びのポイント 

3年間通うのは本人ですから、親子である程度話し合って確認しておきたいポイントがあります。意見が合わなければ、今から結論を急がなくても大丈夫ですが、早めに方針が決まっているに越したことはありません。ここでは項目をあげてみます。

1、第一志望は公立か私立か

2、通学時間はどのくらいまでか

3、普通科か専門学科か 他学科か

4、合格基準はどのようなもので、どのくらいか

その他に
・ 男子校・女子校か共学校か

・ どんな制服か

・ どんな施設・環境か(学校と通学路)

・ どんな部活動があるか

・ 卒業生はどのような進路実績か・・・等があげられます。しかし、必ずしもすべてについて考えなければいけないものでもありません。むしろ、どこにポイントを置くかによって、志望校選びの基準も変わってくるはずです。
親子で話し合うといっても「勉強しなさい」「わかってるよ、うるさいな」といった言い争いで終わってしまいそうな向きもあるかもしれません。しかし、中学卒業後、社会人になることも可能な年齢になるのですから、ある程度は自分の意思や考えを持って行動すべきです。
「親に言われたから」「まわりがそうだから」と安易な選択をして悔やむようなことは避けたいものです。学費や生活費一切を親に頼らず自力で稼ぎながら高校進学するというなら別ですが、きちんと話し合いましょう。

 

 

  入試はもう始まっている? 

部活動の引退前はまだ進路決定を考えるゆとりがないというのが大半の3年生の状況でしょう。一学期中ではまだ、ピンとこない、という受験生が少なくないように思います。しかし、内申点(成績)は入試結果を左右する大事な要因のひとつです。
2期制の中学校であれば、2学期の中ほどまでの前期の成績が内申点となります。
3期制の学校でも、内申点は1年間の総合得点と位置付けている場合がほとんどですから、「入試選抜は始まっている」という見方もできます。

幸いなことに絶対評価ですから、頑張って結果を出せば、それが内申に反映しやすいのが現状です。
「今から頑張っても無駄」とあきらめるより「今から頑張れば間に合う」と思った方が可能性は広がります。
絶対評価の場合、定期試験の結果だけですべてが決まってしまうわけではありません。試験対策は決しておろそかにしないことですが、もし失敗しても、自主的に課題を提出してみる等、挽回するチャンスを作ることも可能です。

授業への積極的な参加、宿題やノート・作品提出をきちんとすることも評価の対象です。先生のご機嫌うかがいになってしまって、学力をつけようとしないのは考えものですが、自分の力を伸ばし、その成果を見せるためにどうしたらよいかを考えれば、機会はひとつではないのですから活かしていくことです。

 

 


   学校へ行こう

夏休みの間でも学校見学や体験授業、部活動などの受験生向けのイベントを行う高校が増えています。また、ホームページでも学校紹介のほか、受験生が参加できる行事を調べることができます。 秋には文化祭、体育祭といったイベントもあります。
このような機会に参加することをおすすめします。中学でのイベントより専門性や質が高く、その差に驚くはずです。また、進学校ほど生徒が大人として認められている分、自由な雰囲気にあふれているものです。
「受験生だから勉強しなければいけないのはわかっているが、やる気になれない」というときは、志望校候補に足を運んでみてはいかがでしょう。
高校でどんな生活を送るのか想像できると意欲が沸いてくるかもしれません。 声の教育社発行の「進学相談会&学校説明会」には公立私立を問わず詳しい情報が満載ですのでおすすめです。

 

 

情報協力:声の教育社

 

 


 

 

中学受験わかばナビTOP > 高校入試 “学校選び”アドバイス