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 【早稲田大学高等学院中等部 説明会レポート】 私立中学校 説明会レポート 


 早稲田大学高等学院中等部  説明会レポート  

 

 

早稲田大学高等学院中等部 説明会レポート

日時: H23年6月26日(日) 10:00〜 くもり

場所: 早稲田大学大隈講堂

参加者数:  約600人(午前午後2回の午前のみの人数)

配布物: 
早稲田大学高等学院・中等部パンフレット、学校説明会概要(1枚)
販売物 なし

 

内容
■開始前
早稲田大学全体を紹介するDVDを上映(10分程度)

 

■10:00〜10:20   学院長 山西 廣司先生
挨拶・学校概要の説明
・過去の出願人数 2010年度442名(128名合格)、2011年度536名(124名合格)
・私立中学校はどこがいいとは言い難いが、みんな違う形(受験校・中高大一貫校)で設立の趣旨も違う。それを踏まえて志望校を決めて欲しい。
・本校は全員が中学校から高校へ進学。高校の卒業生全員が早稲田大学へ進める。大学には13学部あるがどの学部へ進むかはそれぞれの適性。まずは高等学院(高校)のことは知ってほしい。更に理系は半分が大学院まで進むので12年間早稲田で過ごすことになる。
・大学受験がないので、その時間でコミュニケーション能力と論理的思考を育てている。「何が問題なのかがわかる」子どもを育てたい。
・受験校は「どの学校にどれだけ受からせるか?」で評価されるが我々はそうではない。共存共生の力を身につけ、国の中核となる人材を育てられるかで評価される。
・現在、日本からアメリカへの留学は減っている。現在の日本は「閉ざされたよい国」を作っていると思うが、もっと踏み込んで「世界に目を向けた国」を作る人材を育てたい。
・学校選びは個性のマッチング。本校はかなり多くの子どもにとって個性が伸ばせる学校だと思う。志望校選びの際にはぜひ候補の1つに入れていただきたい。

 

■10:20〜10:.32  学校紹介DVD上映
・入学式、オリエンテーション合宿、早慶戦、施設紹介など

 

■10:32〜10:53  教務担当教務主任 中山 匡先生
学校について
・3学期制。1・2学期には中間試験がある。授業は週6日制。
・2012年から文部科学省の新カリキュラムになるが、国語・数学・英語どれも文部科学省の新カリキュラムより多い。
・授業時間は週35時間(月〜金6時間。土4時間。残りの1時間は毎日分割して道徳の授業を行うことで1時間とする)。
・まだ2年目なので行事の予定は完全に決まっていない。
・図書館には15万冊の蔵書。これは日本の中学・高等学校で2番目に多い。顕微鏡が生徒一人に2台ある。
・留年もあり、高校で約3%の生徒が留年している。
・大学進学の学部は9割が高校3年間の成績で決まる。残りの1割は学部進学総合選抜制度という試験によって決まる。

 

■10:53〜10:56  教務担当教務主任 中山 匡先生 入試について
・募集は男子120名。1年生のみ。
・試験日は2月1日
・科目は国(50分・100点)、算(50分・100点)、社(40分・80点)、理(40分・80点)。
・面接は受験生本人のグループ面接。3〜5名で15分程度。男子校で面接は珍しいので面接について聞かれることが多いが、どんな生徒が受けているのか観るためのもので、ごく普通の質問。面接の順番は当日発表。
・報告書、志願書にはそれぞれアピールできることを全て記入して欲しい。
・7月23日(10時〜14時)に学校見学会。校舎内に入れるのはこの時のみ。
・入試傾向はあまり変わらないので過去問の傾向を見て欲しい。

 

■11:00〜  大隈講堂地階にて個別相談会(希望者のみ)

 

☆備考
事前予約およびスリッパ持参の必要なし。願書の配布なし。
開場30分前には半分近くの席が埋まり、資料を見ていました。

 

☆所感
親子連れが多く、父母子3人の家族もいらっしゃいました。男子校のためか父親の参加が多いようです。
父母の服装は普段着が多かったです。
まだ2年目の新設校のため、行事など決まっていない部分も多いのですが、試行錯誤ながらも不安な感じは受けませんでした。

 

 

 

 

早稲田大学高等学院中等部 説明会レポート

日時:H22年11月21日(日)10:00〜11:00 晴

参加者数:約1500名

配布物:
説明会次第(裏は校内案内)、学校案内、早稲田大学校友広報誌「西北の風」

 

内容
■10:04〜 「説明会の進め方の案内」

 

■10:06〜 「ご挨拶・学校概要について」 学院長 山西 廣史 先生
理科部で田植え・収穫をしたお米2sが今机の上にある。既に食べた方々からは美味しいお米が収穫できたと聞いている。
◎中学部の特長と役割
中学部へ入学することは、次の進学の為の準備が不要になるということ。高校→大学→(行けば)大学院への12年間が約束される。
「自立した人間として一人でものを判断できる人になって欲しい」という願いがある。それに辿り着く道順として、中学部では基礎的な学習が多い。高校では英語意外にもう一つの言語を学ぶことが必修。スーパーサイエンスハイスクールの認定校でもあり、学ぶ幅が中学部に比べて広い。
私立学校にそれぞれがもつ雰囲気がある。実際に学校へ足を運ばないと分からないこと。すべての人に良い学校・悪い学校はないと思う。色んな学校を見て志望校を決めて欲しい。

 

■10:24〜 「学校の様子」 中学部在校生 自治委員会 委員長・副委員長
この学校の雰囲気は明るい。新設校で生徒の人数が少ないのでみんな仲が良い。
決められたルールが無く、自由。携帯電話も電源を切れば持ってきても良い。ルールがないから何でもやって良い、ということではなく、自分で良い悪いを判断する。
様々な委員会活動、部活動がある。英語は1クラス16名の少人数制で授業があり、ネイティブの先生に教わる。理科では一人一つずつの実験用具が用意されている。
『後輩へ』
けじめがあり、自由を活用できる生徒にとってこの学校は活躍できる学校であると言える。

「1年生の行事について」 中学部在校生 図書メディア委員長・環境委員長
4月 オリエンテーション
5月 体育祭 早慶戦の観戦
6月 歌舞伎鑑賞
9月 早稲田大学キャンパスツアー
10月 奈良研修旅行(2泊3日)
11月 学習発表会
2月 音楽祭

 

■10:35〜 「入試説明」 教務担当教務主任 中山 匡 先生
◎カリキュラムについて
・3学期制 1・2学期は中間試験を実施
・週6日制 月〜金6時間 土4時間 
8:30〜15:00(授業)

◎設備
図書室 蔵書15万冊
PC教室 3教室
CALL教室 3教室
体育館 3館

◎進学について
高校へは全員が進学可能。大学へは卒業者全員が入学できる。早稲田大学には13学部ある。希望の学部へ入るのは勉学面での成果による。

◎入試について
・募集人数:男子120名
・入試科目:国語(50分・100点)・算数(50分・100点)・社会(40分・80点)・理科(40分・80点) ※括弧内は試験時間と配点
・面接 グループ面接・15分程度
試験官は3名、生徒は3〜5名を予定している。
どういう生徒が受験をしてきたかを見たい。
・合格発表 2月3日 入学手続き2月4日
・提出書類 入学志願書・報告書
報告書は小学校の担任の先生に書いてもらう内容。
入学志願書は学習活動の様子やアピールできることを書いてもらいたい。(アピールできること等なくても可。)
・学校見学について
いつでも可能。校舎内へ入れるのは学校説明会などでのみ。

◎試験について
・国語
語彙のレベル、読解力、文章の抽象度のレベルが昨年よりもう少し高くても良いかな、と思っている。
・算数
一般の受験問題レベル。昨年と構成の変更はしない。途中経過を見ている。考え方が分かるように解答用紙に書くように。
・社会
歴史・地理・公民・時事の4領域より出題。全体の問題量は昨年より減らすつもり。
・理科
実験・観察が大切。物理・化学・生物・地学の4領域より出題。

 

■11:00〜 校舎見学・個別相談

 

☆備考
スリッパや事前予約は必要ありません。講堂の入口で資料を配付されていました。願書は講堂の手前でテントを張って販売されていました(1部600円)。

 

☆所感
参加者数が多く、定刻になっても入場者が絶えないために開始が少し遅れました。開始を待つ間に施設紹介などのDVDが上映されていました。男子校のためか父親の参加率が高いように思いました。父と息子という組み合わせの参加者が多かったです。
先生・在校生の方々の説明は端的で分かりやすく、聞きやすい内容でした。新設校らしく、所々で試行錯誤をしている様子が見えました。試行錯誤している様子もマイナス要素とはならず、楽しそうな雰囲気を感じました。

 

 

 

 

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