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かいじょう ちゅうがっこう

海城中学校

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海城中学校の基本情報

  • 住所: 〒169-0072  東京都新宿区大久保3-6-1
  • TEL: 03-3209-5880
  • アクセス:
    JR山手線「新大久保」徒歩5分・JR中央線「大久保」徒歩10分
  • 生徒数: 約840名   教員数: 専任教員84名 講師43名
  • HP: http://www.kaijo.ed.jp/top.html
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 360,000円
入学金 250,000円
諸経費 499,200円
初年度必要金額 約1,109,200円



最新情報

・説明会レポートは こちら

・2010.2.05  入試結果 (PDF)  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・週6時間の授業のうち1時間はクラスを二分割した少人数でネイティブスピーカーによる授業をおこなっている。
・NHKのラジオ講座による家庭学習を奨励している。
・中学卒業までに英検準2級合格を目標とし、ほぼ達成されている。

 

■募集
・中学募集: 280名
 ※面接なし。 帰国生のみ約15分の個人面接あり。
 ※調査書等の書類は必要なし。 帰国生は成績表コピーが必要
 ※4科目400点満点。 帰国生のみ午後に面接がある。

・高校募集: なし

■併設学校
海城高等学校


併設高校の大学合格実績 上位校
慶大、早大、東京理科大、明治大、中央大、東大、上智大、立教大、一橋大、筑波大、法政大、東京農工大、 東京工大、横浜国立大、京大、防衛医大 など
毎年東大合格者多数。(2007年51名、2008年44名、2009年34名)

併願中学校例

渋谷教育幕張中、早稲田中、筑波大附中、芝中、攻玉社中(特別)、本郷中、市川中、立教新座中、 東邦大東邦中、国学院久我山中、暁星中、城北中、東京農大第一中、巣鴨中、桐光学園中、世田谷学園中、 城北埼玉中、東京都市大付中 など



 

 

 




理念・教育の特長

教育理念

○教育理念  「新しい紳士」

海城の教育の目的は、「新しい紳士」の育成。
「フェアーな精神」で物事を判断し、「思いやりの心」で人に接する。
「民主主義を守る意思」を強く持ち、「明確に意思を伝える能力」に溢れている。
私たちは、そんな若者だけが、社会の変化に対応し、 未来を担って行けると考えています。

◆「フェアーな精神」・・・
社会はますます複雑化し、多様化した価値観を持つ者同士が関わり合うことは避けられません。 そんな社会を生き抜くためには、「フェアーな精神」に基づく、的確な判断力と公正な態度が欠かせません。私たちはそう考え、「フェアーな精神」と、先入観にとらわれず、さまざまな角度から総合的に物事をとらえる力。増え続ける情報を冷静に分析し、公平・公正に取捨選択する力の育成に重点を置いています。

◆「思いやりの心」・・・
まず相手のことを真剣に考え、相手の気持ちを感じること。他人への思いやりの心は、そこからスタートします。中学・高校時代は、人生の中で最も感受性が豊かな、思いやりのある人間性の育成に最適な時期だと私たちは考えています。この時期に、人への思いやりの気持ちを育むことができるよう海城では、ハイレベルな学力を養うとともに、心の教育、豊かな人間性の育成に力を注いでいます。

◆「民主主義を守る意思」・・・
大切な「自由と平等」の原理を守ること。「ルール」を厳守し、互いの個性を尊敬し合いながら、自分の力を最大限発揮すること。これが海城の教育の原点です。日常の教育や、様々な課外活動の中で、いろいろな体験を通じて公共の場における「ルール」や「マナー」を守る強い意思を育み、個人が持つ能力を活かせる自律性を養います。民主主義に基づく「社会」の中で自らの能力を発揮できる人材であること。それが私たちの教育の目的です。

◆「明確に意思を伝える能力」・・・
どんなに立派な考えも、相手に伝える技術を持っていなければ、その真価を発揮することはできません。また、グローバル化し続ける社会で活躍するためには、高いコミュニケーション能力が欠かせません。世界中の人々と、意思の疎通を確実に図り、相互理解することができるように、海城は知識吸収力旺盛な中学・高校時代に、異文化への理解を深める力を磨いています

 


概 要

明治24年11月 (1891年) 古賀喜三郎私財を投じて麹町区元園町二丁目四番地 (現、千代田区麹町3丁目8の3)に 海軍予備校を創立。
明治30年 3月(1897年) 麹町区八重洲町二丁目一番地(現、千代田区丸の内2丁目)に移転。
明治32年 5月(1899年) 麹町区霞関町2丁目1番地(現、千代田区霞ヶ関1丁目2の2)に移転。日比谷中学校を併設。
明治33年 4月(1900年) 海軍予備校を海城学校と改称。
明治39年 3月(1906年) 日比谷中学校閉鎖、海城中学校発足。
大正 3年12月(1914年) 古賀喜三郎死去。吉見乾海 第2代校長に就任。
大正 4年 4月(1915年) 七つボタンの制服を改めジャバラにホックの新制服を定める。海軍士官風制服
昭和 2年 3月(1927年) 豊多摩郡大久保町(現在の地)に移転。
昭和17年11月(1942年) 吉見乾海死去島祐吉 第3代校長に就任
昭和20年10月(1945年) 島祐吉辞任川崎武親 第4代校長に就任
昭和21年 8月(1946年) 川崎武親辞任隅田教頭 校長事務扱いとなる〜10月
昭和21年10月(1946年) 清水岬 第5代校長に就任
昭和22年 4月(1947年) 新制 海城中学校発足
昭和22年 新宿区の委託校として男子・女子中学生を迎えました。翌年から本来の自由募集校となり、女子学生の多くは新設の区立中学に転校しましたが、最後まで本校に残り、 昭和28年海城高校を卒業したのは6名の方でした。 本校の数少ない女子卒業生です。
昭和23年 3月(1948年) 新制 海城高等学校発足
昭和36年11月(1961年) 清水岬辞任常任理事 古賀博 校長事務取り扱い〜昭和37年1月
昭和37年 1月(1962年) 福岡高 第6代校長に就任
昭和40年10月(1965年) 福岡高 辞任池城安伴 第7代校長に就任
昭和49年 4月(1974年) 池城安伴 辞任伊藤太一郎 第8代校長に就任
昭和62年 4月(1987年) 伊藤太一郎 辞任奥山稔 第9代校長に就任
昭和63年 7月(1988年) 富浦寮 竣工
平成元年 3月(1989年) 本館改築工事、二号館竣工
平成 2年 9月(1990年) 総合体育館竣工
平成 3年 9月(1991年) カフェテリア竣工
平成 3年11月(1991年) 創立100周年記念式典挙行
平成 4年 4月(1992年) 奥山稔 辞任小川嘉一郎 第10代校長に就任
平成13年11月(2001年) 創立110周年
平成14年 4月(2002年) 小川嘉一郎 辞任和田征士 第11代校長に就任
平成18年 3月(2006年) 2号館上部に3階増築工事竣工
平成20年4月(2008年) 和田征士 辞任水谷弘 第12代校長に就任

 


教育の特色 

○教育の特徴   「一人ひとりの個性を磨き、能力を高める」

◆中高一貫教育
海城 では、中学から高校1年生までの4年間を基礎学力の伸張と充実を図る時期と位置付け、主要教科・科目の時間を増加し、内容の濃い学習指導を行なっています。またこの間に、生徒が将来の生き方や目標を見つけ出せるよう、担任教師および教科担当の教師による面談が随時行なわれます。高校2年生からはコース制をとり、目指す進路に適したカリキュラムを編成して指導の充実を図っています。コース選択に当たっては生徒の意思を尊重し、希望と適性に応じて文科・理科2つのコースを用意しています。

 


○自然に触れ、文化に触れ、自発的な学習意欲を引き出す。

◆体験学習
夏休みが始まるとすぐに、中学1年生全員が「富浦寮」に宿泊し、水泳訓練や自然観察を通じて団体生活を学ぶ「海の家」。高校1年生全員を対象に、湖や森林に囲まれた自然環境の中、ハイキング、オリエンテーリングなどを通じて連帯感や協調性、自然保護の大切さを学ぶ「山の家」。そして、関西や沖縄などを訪れ、その地域でしか学ぶことの出来ない文化や自然について学習する修学旅行。そして、グループで困難を解決しながら、人間関係を構築するPA(プロジェクト・アドベンチャー、中1春・中2秋に実施)など、普段の生活では得られない貴重な体験のできる活動を用意しています。これらの活動は、生涯の友を得たり、自己研鑽を積むための良い機会になっています。

 


○地球規模で考え、行動できる人間を育成する

◆国際理解教育
国際交流が深まる現代にあって、広い視野と正しい国際理解はこれからの社会に生きる人間に欠かせない資質です。海城では、生きた英語を学び異文化理解を深めるため、中学から高校1年生までネイティブ・スピーカーから直接英語を学ぶ機会を設けています。また、中学では3年生卒業時の春休みを利用し、アメリカの姉妹校で2週間の学習・ホームステイ、高校では1・2年生が夏休みを利用し、イギリスでのミニ留学を実施しています。直接外国の文化に触れる機会を増やすことで視野を広げるとともに語学力に磨きをかけ、「新しい紳士」の資質を高めていきます。

○青春の情熱を注ぎ、チャレンジ精神に磨きをかける

◆生徒会活動&クラブ活動
生徒会活動は生徒の自主性や社会性を育てる上で重要な役割を果たしています。生徒会の運営、ホームルームの活動は、生徒の自発性・自治能力を高め、民主主義の精神を培っています。中学および高校にはそれぞれ運動部、文化部、同好会など多数のクラブがあり、多くの生徒がいずれかのクラブに所属しています。仲間とともに汗を流し、研究に取組むことで、友情、思いやりの心、忍耐力などを育んでいます。原則的には中・高別で活動していますが、美術部や吹奏楽部など中高混合で活動しているクラブもあり、世代を超えた連帯感を育てています。 。

 

○毎日が楽しい、素敵な学園生活を演出する

◆豊かな教育環境
生徒の学習意欲をかき立て、個性豊かに育てるためには、充実した教育環境が必用です。海城は、全館の空調設備をはじめ、各種の特別教室、天井一面から自然光が注ぎ込む体育館、おしゃれなカフェテリアなど、生徒一人ひとりがより良く、より深く学べるよう、教育施設・環境の整備に努めています。また校庭は、都心に位置する学校としては貴重な13,000平方メートルの広さがあり、生徒はのびのびと運動を楽しむことができます。

 

特徴

6年間をフルに使用し、学齢の低い時期には、教科単元有無に関わらず、将来必要と思われる経験、理論などを習得し、高校2年からは自ら文理コースを選び、自己実現のために努力するようにカリキュラムが工夫されています。



学校トピック

海城中学校 トピック

  • 全館空調設備
  • 天井一面から自然光が注ぎ込む体育館、おしゃれなカフェテリア、植栽・天然芝の前庭などがあります。
  • 13,000平方メートルの広さがある校庭があり、生徒はのびのびと運動を楽しむことができます。
  • 化学オリンピック金賞受賞
  • 早稲田7名、慶応などの指定校推薦大学多数あり
  • 著名な卒業生: 徳光和夫(フリーアナウンサー)、高山智司(衆議院議員)、益子修(三菱自動車工業社長)、崎本大海(俳優)、日向大祐(本名野間大輔、東大卒のマジシャン) など


代表的な行事・修学旅行

4泊5日で関西方面への修学旅行がある。
中1の夏の「海の家」、冬の「スキー教室」、「かるた会」、学園祭、体育祭、卒業論文発表会など


学校からのメッセージ

本校の目標は、自らを失うことなく、自己実現を目指し、世界の人々と共存し、平和で豊かな社会を創造するリーダーとしての役割を担う人材を育成することにあります。このような人材を「新しいジェントルマン」と呼び、育成のための特色ある教育計画を作成・実施しています。
生徒自身で目標を定め、当たり前のことが当たり前にできる、他者を理解し、他者にも自分にも優しい行動がとれる、そのような教育をお考えのご家庭にお勧めな学校です。

 

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