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めいじだいがくふぞくなかの ちゅうがっこう

明治大学付属中野中学校

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明治大学付属中野中学校の基本情報

  • 住所: 〒164-0003 東京都中野区東中野3-3-4
  • TEL: 03-3362-8704
  • アクセス:
    JR総武線・都営大江戸線「東中野」徒歩5分・メトロ東西線「落合」徒歩10分
  • 生徒数: 約780名
  • HP: http://www.nakanogakuen.ac.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 470,000円
入学金 250,000円
諸経費 約392,000円
初年度必要金額 約1,112,000円

※教育環境整備協力資金(任意) 1口100,000円  1口以上


最新情報

・説明会レポートは こちら

 


学校について
創立
中学受験 情報
英語教育
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併設高校の大学合格進学実績
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高校募集
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学校について
入試 難易度
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入試 科目
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面接
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調査書 提出
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備 考

■英語:
・中1〜3 週6時間
・中1.2にネイティブ教員による英会話授業あり。クラス2分割。
・中3では3分割の習熟度別授業実施。
・卒業までに英検3級取得目標。

 

■募集
・中学募集: 約240名
 ※第1回 約180名、第2回 約80名
 ※第1回 4科目。 第2回 2科目か4科目の選択

・高校募集: 150名
 ※中学校からの内進生とは“完全混合クラス”

 

■併設学校
明治大学付属中野高等学校、明治大学


併設高校の大学合格実績 上位校

明治大学(併設大)、千葉工大、日本大、東京理科大、駒澤大、東洋大、中央大、東京電機大、法政大、東海大、帝京大、青山学院大、芝浦工大、専修大、東京農大 など

明治大学(併設大)には、例年約290名が進学。(約72%)


併願中学校例

早稲田中、早稲田実業中、芝中、立教池袋中、市川中、立教新座中、芝中、明大明治中、高輪中、青山学院中、学習院中、法政大学中、専修大松戸中、東京都市大付中、国学院久我山中、城北埼玉中、法政第二中、成城中、獨協埼玉中、日大第二中、獨協中、日大豊山中 など



 

 

 




理念・教育の特長

教育方針

●広い視野と豊かな心を持った人間の育成を
本校は1912年、「質実剛健」「独立自治」を建学の精神として設立された、明治大学直系の付属中学・高等学校です。事柄の本質を掴みとり、それを真っすぐに実現していける強さをもった人間に育ってほしい。そのための教育は人生のもっとも多感な時期である10 代においてなされれば、より実り豊かなものとなろう。これが創立者たちの建学の願いであり、考え方ではなかったかと思います。同時に、その卒業生たちは明治大学の中核的な学生にもなるはずです。

昨年4月、本校は神田駿河台より、当地調布市に拠点を移しました。だが、それによって建学の精神もが変わったというわけではありません。むしろその一層の発展と実現を目ざして、この移転は実行されたのです。そのことは神田時代とくらべて飛躍的に改善された本校の教育環境と施設を思うだけでも明らかです。新校舎は3つのS(Study:学習環境の整備、Space:ゆとり空間の活用、Sports:スポーツ施設の充実)をコンセプトに設計・建設されていることも、申しそえておきましょう。

勉学は少人数のクラスにおいて、きめ細かなカリキュラムにもとづき、各生徒の能力・進度を注意深く見守りながらすすめられていきます。そのため、塾通いの必要はほとんど見受けられません。こうした教育が中学・高校の6年間を一貫し、それはまた大学進学へとつなげられるのです。学ぶべき知識はキチっと学び、他方で受験勉強から開放されたゆとりを教科以外の勉学(これには大学と連繋した様々な授業も含まれます)やスポーツ、芸術他にふりむけ、自らの教養を深め、同時に感受性と体力を強めて頂きます。それこそが「独立自治」の基いです。そして、それらが諸君の将来にとって、どれほど貴重な宝となるかは、歳と共に実感されることでしょう。

時代は、若い君たちにとってなかなかに厳しいものがあります。しかし、ひるんでばかりもいられません。大丈夫。勇気をもって、スプリングボードに立ちましょう。ここに学び、あすの自分を鍛え、自らの世界を掴みとってください。私たちがついています。

 


沿 革

明治大学は1881年(明治14年)、明治法律学校として創立されたのがはじまりです。
近代国家成立期にあって法学普及が急務となった時代を背景に、前年にフランス留学から帰国した岸本辰雄と宮城浩蔵が、矢代操を誘って、東京・有楽町の旧島原藩邸内跡に開講しました。本校は1911年(明治44年)9月、明治大学学長である岸本辰雄により創立され、翌年1912年(明治45年)4月、旧制明治中学校として 、神田駿河台の明治大学構内に設立されました。
初代校長は明治・大正・昭和の三代にわたって法曹界・政界・学界で活躍した法学博士、鵜澤総明(うざわふさあき)です。
鵜澤は1946年(昭和21年)より極東国際軍事裁判の日本側弁護団長を務めましたが、教育界においては「天下の明治」の気概をもって、徹底した少数英才教育を貫きました。この学風が本校の伝統の礎になっています。
1948年(昭和23年)の学制改革以降、推薦制度による明治大学までの一貫教育の方針を確立して、名実共に、大学直系の大学付属高等学校・中学校として今日に至っています。

 

 


教育の特色 

○教育について

「じっくりしっかり、たしかな力を」 〜10年一貫教育〜
大学付属の利点を最大限に活かした一貫教育で、のびのびと学ぶ、のびのびと育つ 基礎から応用まで
中学・高校の学習は大学や社会に出てからの基盤となります。基礎的な学習はもとより、それを踏まえた上での、思考力や表現力の強化を目指しています。

・自ら学ぶ姿勢を育む
明治大学の付属校という特性を活かし、受験の枠にとらわれることなく、のびのびと多くのものを吸収できる充実したカリキュラムを用意しています。
学力保障の観点から週6日制を採用し、授業時間を確保しています。受身で授業を受けるのではなく、自ら課題を発見し、調べ、発表する参加型の授業を展開しています。

●カリキュラムのポイント
・週6日制できちんと学力を保障し、補習講座も設定します。
・国語・英語の授業時数を増やし、高校への基礎を固めます。
・1クラス35名で、一人ひとりをていねいに指導します。
・英語は少人数(20〜25名)や習熟度別で、さらにきめ細やかな指導を展開します。

 

●補習制度
授業できちんと指導していても、現実には学習が遅れ気味の生徒が何人か出てきます。そこで、本校では夏休みを利用し、成績不振者を対象に1週間の「夏期補習」を行っています。さらに、中学では差のつきやすい英語と数学に対して毎週1回ずつの「補習講座」を放課後に設けています。もちろん、これらに伴う費用は一切ありません。

 

●資格取得講座(サマーセミナー)
夏・春休みを利用した集中講座 大学で求められている資格取得や英語の学力向上を目指し、夏休み中の集中講義として、法学検定4級講座、簿記検定2・3級講座(3級は春休みにも実施)、TOEIC講座を明治大学の主催で行っています。ちなみに、昨年は150名の生徒が受講しました。

 

●情報教育
メディア・リテラシー能力の重視
中学の技術・家庭科ではコンピュータの概念とアプリケーションソフトの基本的な使い方等の基礎知識を学びます。高1からは各種ソフトを使っての情報活用、高2では特化教育(情報と表現)、高3では卒業研究のための検索、レポート制作やプレゼンテーションのツールとして積極的に活用していけるよう指導していきます。

 

●図書教育
学習情報センターとしての機能
図書館を読書センターとしてだけでなく、「調べ学習」の拠点とさせ、生涯教育の実践と生徒の自ら生きる力を育む場としています。「調べ学習」では、図書、新聞、雑誌、インターネット情報等の活用法を学び、続いて人前で発表するプレゼンテーション能力の強化を目指しています。

 

●各種検定
社会で役立つ実践力の養成
本校では、英語検定、TOEIC、漢字検定、計算検定、簿記検定などの各種検定の受検を積極的に奨励しています。
・漢字検定
中学生は年5回の定期考査に組み込む形で「校内漢字検定」を実施しています。 高校生は文部科学省認定の「漢字検定」を受検し、高1で準2級、高2で2級の取得を目指します。

・英語検定(実用英語技能検定)
英語力養成を目的にして、年3回校内で実施しています。中2までに3級を高1までに準2級を高3までに2級取得をひとつの目標に英語教育を行っています。

・計算検定
中学生の計算力の養成を目的にして、本校独自の「校内計算検定」を年5回の定期考査に組み込む形で実施しています。5級から1級までの階級に分かれ、上位者は表彰されます。

・TOEIC
英語によるコミュニケーション能力をさらに高めることを目的に、TOEICへのチャレンジを奨励しています。年3回校内で実施しています。TOEICは企業・団体・学校等でも積極的に活用されています。

 

●卒業研究
調べ学習の集大成
下記の中から卒業研究を選択し、専門的な知識やレポートを書く力を養います。物事を調べ、分析し、それを論理的にまとめ上げることがいかに難しいかを実践を通して学びます。ゼミ方式を取り入れた少人数の授業なので、一人ひとりの発言や議論の場も多くなり、豊かな発想と表現力も身につきます。

 



学校トピック

明治大学付属中野中学校 トピック

  • 併設大学だけではなく、他大学受験にも備えることができる。
  • 国公立大学だけは、併設大学への推薦権利を持ったまま受験が可能。
  • ディベート、スピーチなどの表現学習に力を入れている。
  • クラブ数は同好会などを含めて約40。 約90%の生徒が入部。
  • 相撲部、野球部が全国大会で活躍。
  • 週6日制。3学期制。
  • プール等、設備充実。
  • 中1.2は原則弁当持参。軽食購入可。 食堂あり。
  • 東京理科大4名、慶應大1名、立教大1名などの指定校推薦大学あり

代表的な行事・修学旅行

文化祭(中高合同)、体育祭(中高別)、校外学習、八ヶ岳移動教室、スキー教室、修学旅行 など


 

Q&A

Q:学校行事・授業にどのような特色がありますか。
A:行事としては、中一・中二・高一は夏休みの時期に長野県の八ヶ岳山麓にある本校の寮で「移動教室」を行います。総合学習の一環として、八ヶ岳農林大学校での農林体験学習、美術館・遺跡見学、松本・松代・上田への班別自主見学、球技大会、竹細工等多彩な内容をとおして、青少年に欠けがちな団体生活のあり方を体験し、友情を育み、生徒と教師の信頼関係を培うとともに、「生きる力」の養成にも役立っています。
体育の授業では、中一・中二で、温水プールでの水泳の授業を、中三で武道の授業を行い、高一・高二の二年間、柔道か剣道の武道を週一時間選択履修して、初段取得を目指しています。また、英語の授業では中一と中二で1クラスを二分割し、少人数で外国人講師と英語教師による英会話の授業を週一時間で行っています(高二希望者対象に夏休み二週間ニュージーランドで、海外語学研修を行っています。また、中三の希望者を対象に、夏休みに十一日間ニュージーランド語学研修を行っています)。

 

Q:校則やしつけについては厳しいですか。
A:校訓「質実剛毅」に照らし、男子中学生・高校生らしさを逸脱しないよう、頭髪・服装を中心にルールを設けて守らせています。例えば、制服は黒の詰襟(冬服)です。靴やカバンも所定のものです。髪は染めたり、パーマ・変形・長髪など禁止しています。しつけ面では「勉学に励む、時間を大切にする、決めごとを守る、身辺の美化、挨拶の励行」を「五つの実践目標」として、基本的生活習慣をしっかり身につけ、明るく楽しくのびのびした学園生活を送れるように指導しています。

 

Q:クラブ活動はどのようになっていますか。勉強との両立はできますか。
A:本校には、数多くのクラブがあります。入部状況は、中学90%・高校70%程度で多くの生徒がクラブに入っています。クラブ活動は自由意志に基づくもので強制ではありません。多くのクラブが活動するため、校外の施設を利用して活動するクラブもあります。さらにクラブ活動は上級生・下級生・OBが一体となり、終生の友情を育む場所ともなっています。クラブ活動の時間は放課後午後六時までが原則で、勉強との両立は十分できます。しかし、両立させるためには人一倍の努力と集中力が要求されますが、むしろそれが自己啓発と連動し、「文武両道」をとおしての充実感を生んでいきます。また、運動部だけでなく文化部の活動も盛んですから、自分に合ったクラブ活動を見つけることができます。クラブ活動が自主的精神を養い、個性の確立に重要な分野を担っています。

 

Q:食堂はありますか。また、中学生は利用できますか。
A:本校には生徒用の食堂がありますが、中一・中二は利用できませんのでお弁当を持参して下さい。ただし、土曜日の放課後は利用できます。また、パン・牛乳等の販売を全校生徒に行っています。

 

Q:明治大学の改革はどのようになっていますか。
A:2004年度に「情報コミュニケーション学部」が、2008年度に「国際日本学部」が新設されました。また、文系全学部(法・商・政経・文・経営・情コミ・国際日本)に昼夜自由に履修可能なフレックス制が導入されています。さらに、法科大学院、公共政策大学院(ガバナンス研究科)、グローバル・ビジネス研究科、会計専門職研究科の高度専門職業人養成型大学院の充実など多くの改革を進め、「個」を強くする大学に変わりつつあります。

 

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